WORK IN TOKYOは2019年4月5日、2018年12月28日に会社設立を完了したと発表した。同社は、東京の企業を対象に、フィリピン出身の優秀なITエンジニアの人材紹介を行うほか、それに付随する行政手続きの代行サービスもあわせて展開していくという。

フィリピン出身のITエンジニア採用の難解な問題をクリア

採用企業と求職者のミスマッチを防ぐため、同社独自のお試し雇用システム「トライアウト」をオプションとして提供している。

トライアウトの大まかな流れは以下のとおり。

  1. 企業からJob Description(募集ポジション、必要スキル、得られる経験や年収、福利厚生など)をヒアリング
  2. 現地のITエンジニアの中から、企業の条件に合う候補者を選定
  3. 企業と候補者のオンライン面接を実施
  4. お互いの合意に至れば、トライアウトを実施

同社では、トライアウト実現のために課されるフィリピン海外雇用局の諸手続きや来日に必要な査証取得などの煩雑な手続きを完全サポート。航空券や宿泊所の手配もパッケージサービスとして提供し、採用企業でのトライアウト期間は1~2週間を確保しているという。

また、これらの課題をクリアするために、首都マニラにて長年にわたり日本への人材派遣事業を展開しているエージェンシーと業務提携を実施することで、同社にて行政手続きを行うことが可能となった。