LINEがアプリ上で発行可能な「LINE スターバックス カード」提供開始

スターバックス コーヒー ジャパンとLINEは2019年4月8日、2018年12月に発表したデジタル領域におけるイノベーションの加速化を目的とした業務提携における取り組みの詳細について発表した。

「LINE」上から発行可能な「LINE スターバックス カード」の提供開始

今回、4月8日より「LINE」上から発行可能な「LINE スターバックス カード」の提供を開始した。

このカードは、「LINE」上から利用できるバーチャルカードとなっており、通常の「スターバックス カード」と同様に店頭でキャッシュレス支払いが可能なことに加え、スターバックスが提供するロイヤルティプログラム「STARBUCKS REWARDS™(スターバックス リワード™)」にも参加できる。

また、「LINE スターバックス カード」は、「LINEウォレット」内の「マイカード」を経由し、「My Starbucks」への会員登録不要、タップのみで簡単に新規発行が可能だ。

さらに、クレジットカードの情報を登録しなくても、「LINE Pay」からチャージすることで、すぐに決済できることも特徴。企業が発行するプリペイドカードに「LINE Pay」でチャージできるようになるのは今回が初となるという。

One to Oneのコミュニケーションを「LINE」上で届ける

「LINE スターバックス カード」の作成手順は、以下のとおり。

支払いは、「LINE」アプリ内「LINEウォレット」の「マイカード」から「LINE スターバックス カード」を選ぶか、スターバックスの「LINE公式アカウント」内メニューから決済用コードを表示して店頭で読み取ってもらうことで、支払いができる。

また、チャージは、「LINE」アプリ内「ウォレット」を選択し、「LINE Pay」の残高からチャージ、もしくは通常の「スターバックス カード」と同様に店頭での現金もしくはクレジットカードによる入金が可能である。

スターバックスは、ユーザーにあった限定商品の購入や限定イベントへの招待などの情報を届けてきた。今後、毎週来店する500万人以上のユーザーに向けて一人ひとりにあった情報を届けていくための選択肢の拡大に向け、スターバックスの「LINE公式アカウント」を開設する。

スターバックスの「LINE公式アカウント」においては、新商品や季節のおすすめ情報などのコンテンツを届ける。また、パーソナライズされたメニューの提案や限定商品の購入や限定イベントへの招待など、One to Oneのコミュニケーションを「LINE」上で届ける。

今後は、お気に入りの一杯をさがせる「カスタマイズ」機能や、モーニングやランチでメニューに迷ったときに、おすすめの商品と出合える機能を、「LINE公式アカウント」でも提供していく方針だ。

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