KDDIアセットマネジメントは2019年4月4日、KDDIがリリースを予定しているau WALLETポイントを利用した資産運用の疑似体験ができるサービス「au WALLET ポイント運用」向けに、ユーザー向けのユーザーインターフェイスからポイントの変動のバックエンドシステムまでをパッケージ化したシステムの提供を開始すると発表した。

また、同サービスのポイント増減の基準となるのはKDDIアセットマネジメントが設定する「auスマート・プライム(高成長)」となる。

面倒な手続き不要ですぐに資産運用の疑似体験が可能

新システムの提供は、KDDIのポイントプログラム運営のノウハウと「auスマートファンドシリーズ」を設定・運用するKDDIアセットマネジメントの投資運用業の知見を融合することにより提供可能となった。

「au WALLET ポイント運用」の特長は以下のとおり。

  • 100ポイントよりリアルな資産運用の疑似体験

    面倒な口座開設手続きを行う必要なく「au WALLET アプリ」上で、運用するポイント数を決めるだけですぐに利用できる。

    また、実際にユーザーが保有している運用ポイントが投資信託の基準価額に連動して増減するため、リアルな資産運用の疑似体験をすることが可能。
  • 運用中のポイントをau WALLET ポイントとして利用可能

    運用中のポイントは、「au WALLET ポイント」に引き出すことが可能。引き出したポイントは、通常の「au WALLET ポイント」と同様に、au WALLET 残高へのチャージや、「Wowma!」での買い物などに利用できる。
  • 運用で迷った時は、他ユーザーの動向も参考に

    「みんなの運用状況」を確認すれば、一目で、現時点で運用ポイントを追加するユーザーが多いのか、引き出す人が多いのかを把握が可能。

今後、システムをプラットフォーム化し、シームレスな外部連携が可能となるオープンAPI(application programming interface)を整備することで、ポイント運用サービスのニーズがある企業向けに広く展開していくとしている。