ジギョナリーカンパニーは2019年4月3日、場所探し専用プラットフォーム「MachiTag(マチタグ)」α版のサービス提供を同日より開始したと発表した。
ユーザー中心のソーシャル場所探しプラットフォーム
「MachiTag」は今行きたい場所をユーザーの投稿で集まったハッシュタグをもとに、現在地から近い順に表示することができるユーザー中心のソーシャル場所探しプラットフォームである。
「#ベビーカーOK」や「#点字メニュー」、「#インスタ映え」など、各ユーザーの細かい需要に合わせた場所を、現在地(または任意の地点)から近い順に表示することが可能だ。
また、ソーシャルの意見を介在させることで「打ち合わせに最適」や「デートにおすすめ」といった、個人によって判断が異なる場所検索もよりスムーズになる。さらに、タグはユーザーに合わせてレコメンドされるため、自分では検索せずに通り過ぎていたかもしれない新しい場所との出会いにもつながる。
インスタ映えスポットやデートスポットなど行きたい場所を簡単に検索
具体的な利用シーンは、インスタ映えスポットやデートスポットはもちろん、こどもと一緒におでかけをしているママが「#ベビーカーOK」と検索すれば、近くのベビーカーでも行きやすい場所を簡単に探すことができる。
タグを組み合わせての検索も可能なため、「#ベビーカーOK #トイレ」のように、細かいニーズに合わせた場所探しも可能である。
他にも「#バリアフリー」「#点字メニュー」「#アレルギー表示あり」など、ニーズはあっても検索しにくい問題を解決する。
ユーザーにおすすめのハッシュタグが現在地から近い順に表示
操作方法は、まず各ユーザーにおすすめのハッシュタグが、現在地から近い順に表示される。行きたい場所をハッシュタグ検索も可能である。
例)#打ち合わせしやすいカフェ #キレイめトイレ #思い出の場所 #ベビーカーOK #花見デート #市川おすすめ #ハラル料理
次に、営業時間や電話番号、住所など、詳細情報が表示される。そして、つけられたハッシュタグや、リタグ数、投稿者の情報も表示される。
TOPページでのタグ表示順はユーザーの使用履歴などで変動し、おすすめ順に上から表示される。(レコメンドロジックは開発しながら変更)さらに、現在地(または設定した任意の地点)から近い場所が左から順に表示される。
同社は、今後、観光客向けの多言語対応、日本語での海外展開、日本全国約250万スポットの情報を今年中に掲載、タグ情報のデータ化、街づくりや店舗展開での活用を目指す方針だ。