みずほフィナンシャルグループの中核子会社であるみずほ銀行と東日本旅客鉄道(以下「JR東日本」)は、、みずほ銀行が提供する銀行系デジタル通貨プラットフォーム「J-Coin Pay」から、JR東日本が提供する「Suica アプリケーション(※1)」へ、デジタル通貨よりチャージを行う実証実験の実施について、合意したことを発表した。
(※1)JR東日本が提供するSuicaサービスをApple Payで利用するためのアプリケーション。
実証実験は、2019年10月を予定しており、「J-Coin Pay」関係者およびJR東日本関係者(※2)を対象とし、「J-Coin Pay」アプリから「Suica アプリケーション」に無料でチャージが可能になるという内容だ。
iPhoneのみ対象
みずほ銀行とJR東日本は、2006年10月から「モバイル Suica」への銀行チャージサービスや、2018年8月からカード発行不要で即時に発行・チャージが可能な「Mizuho Suica」の提供で連携をしている。実証実験では、みずほ銀行の口座だけではなく、「J-Coin Pay」に参画する約60の金融機関の口座保有者が「J-Coin Pay」を通じて、「Suica アプリケーション」に無料でチャージが可能になるという。
同社は、「J-Coin Pay」から「Suica アプリケーション」へのチャージにより、銀行系デジタル通貨プラットフォームを幅広い利用シーンで活用するとともに Suica のチャージを手軽に行えるよう利便性を向上していくとしている。