BasicIncomeは視聴者から1年分のベーシックインカムを集めることができるクラウドファンディングプラットフォーム「ベーシックインカムシネマズ」を2019年3月27日にリリースすることを発表した。

同サービスは、参加者に1年間、無条件で20万円の現金を毎月支給するかわりに日常の生活を撮影し、ドキュメンタリー映画の制作を試みるものだ。なお、ベーシックインカムの原資はクラウドファンディングで収集する。

視聴者側は、興味のある支給者候補1人に対し1000円の支援を行い、240万円集まれば撮影が開始され1年間視聴でき、3週に一話放送し、全16話のシリーズ作品になるという。

同社はベーシックインカムを支給するにあたり、お金と時間を与えられると人はどのように行動するのか、職につかないことによる自身の存在意義、生きがいを見出せるのかというポイントを今回のサービスの狙いとしている。