スターバックス コーヒー ジャパンはパーク・コーポレーションとコラボレーションし、国内初となるバイオフィリックデザイン(※1)を取り入れた、青山・表参道エリア最大級の「スターバックス コーヒー 表参道ヒルズ店」を4月12日(金)にオープンすることを発表した。
(※1)人と自然の調和を行うことで健康や幸福度が増すという、世界的に非常に注目を集めているデザインの概念
表参道ヒルズ店は、明治神宮の社や参道など、この店舗が位置する地域の歴史や自然との調和を店舗デザインに象徴的に取り入れ、「青山フラワーマーケット」の運営で実績のあるパーク・コーポレーションの空間デザインブランド「パーカーズ」とのコラボレーションにより、スターバックスではこれまでにないほどに、水と緑を存分に感じることができる空間を創出したという。
デザインコンセプトは、「SHADE GROWN(シェイド グロウン)(※2)~under the zelkova tree~」となっており、エントランス部分では、表参道から明治神宮へ坂を下るように流れる表参道ヒルズの“お清めの水”とつながるような、水を湛える水盤とサイレンのロゴサインがユーザーを出迎え、多くの植物が地上から地下の店舗空間へといざなう。
(※2)熱帯雨林の生態系を守りながら日陰で栽培される持続可能性を追求するコーヒーの栽培方法の一つです。
店内には、明治神宮にある2本の御神木「夫婦楠(めおとぐす)」をデザインとして盛り込み、明治神宮の鳥居から杜までの、神秘的な森のレイヤー感を生命力あふれる樹木と壁面のグラフィックアートを融合させることで表現しているという。
さらに、店内中央には天気と連動した“波紋”を映し出す装置を設置。「地上で沸いた水が地下へ浸透して、水滴となって波紋となる」ことをイメージし、表参道ヒルズ店のデザイン要素でもある“水”を通じて、地上から地下へのストーリーをつなげている。
ドリンクを提供するハンドオフカウンターには、週替わりの旬の花々が季節の変化を感じさせ、商品の受け渡しをより特別な体験に。植物と水を取り入れ、自然から導かれる居心地よい店舗空間を保つためのメンテナンスや花の入れ替えなどもパーカーズの専門チームが担当。人と自然が調和する店舗空間を維持、活性していくという。
同社、は今後も地域とのつながりを大切にし、地域の歴史へ敬意を示した店舗デザインや、地域のユーザーにとっての憩いの場「サードプレイス」づくりに取り組む方針だ。