キャンプ用品レンタルサービス「TENTAL」やアウトドア情報メディア「CAMPIC」を運営するTENTは2019年3月20日、個人のアウトドア用品をレンタルして、気に入ったらそのまま買えるレンタル&売買アプリ「カウリル」のios版をリリースしたことを発表した。

使わなくなったキャンプ用品を預けるだけで運用を完全代行

カウリルはアウトドア特化型のレンタル&売買アプリである。気になる商品を気軽にレンタルで体験し、気に入ったらそのまま購入できる。話題のテントや人気のキャンプギアなどが新品から中古品まで多数出品されている。

また、使わなくなったキャンプ用品を預けるだけでカウリルが運用を完全代行し、出品者の代わりに貸したり売ったりしてくれる。面倒な清掃や利用者との取引なども必要ない。

カウリルでは、「借りたい・買いたい人」と「貸したい・売りたい人」がそれぞれの用途に応じて利用できる。

今後は個人間でレンタルや売買できるCtoC機能も実装予定

特徴は、レンタルだけじゃなく購入も可能な商品が多数出品されている点である。レンタル中に実際にその商品をリアルなフィールドで使用・体験し、気に入ったらその場でワンタップで購入できる。

しかも購入する際は販売金額からすでに支払ったレンタル料金を差し引いた金額で購入できる。もちろんレンタルだけの利用も可能だ。

代行出品時は最初に出品物をカウリルに郵送するだけである。レンタルされるごとに収益が入る。また、預けた商品はワンタップでカウリルに買い取ってもらうことも可能である。

上の画像のような商品がすでにカウリルに出品されており、今後も多くのアウトドア用品が出品予定である。

TENTによると、サービス開始時は、カウリルがレンタルや売買を代行するCtoBtoCモデルのみだが、今後個人間でレンタルや売買を行えるCtoCの機能も実装予定だという。また、メーカー・店舗と連携し新商品のマーケティングや、サンプル品・試供品提供の場としても活用していく方針だ。

img:App Store