ジャストシステムは、マーケティングリサーチに関する情報サイト「Marketing Research Camp（マーケティング・リサーチ・キャンプ）」において、ネットリサーチサービス「Fastask」を利用して『動画＆動画広告 月次定点調査（2019年2月度）』を実施し、その結果を発表した。調査対象は、17歳～69歳の男女1,100名である。

＜調査概要＞
調査期間：2019年2月22日（金）～2019年3月1日（金）
調査対象：Fastaskのモニタのうち、17歳から69歳までを5歳ごとに、男女それぞれ50名ずつ割り付けて回収（合計1,100名）。
調査方法：セルフ型ネットリサーチ Fastaskでのアンケート調査

10代の約7割が、「Vチューバー」を認知

CG（コンピュータグラフィック）などで制作した架空のキャラクターを使ってYouTubeに動画配信や投稿を行っている「Vチューバー」（Virtual YouTuber）について、「知っている」と回答したのは37.5％。若年層ほど認知率が高く、10代は67.0％、20代は50.0％の人が認知していることがわかったという。

※「知っていて、他の人に説明できる」と「知っているが、他の人に説明できるほどではない」の合計。

10代の約3割に、「ライブ・ビューイング」の経験あり

スポーツや音楽イベントなどを実際に開催されている会場ではなく、離れた他会場でライブ映像によって楽しむ「ライブ・ビューイング」について、「利用したことがある」人は13.8％。年代別にみると、10代（27.0％）、20代（19.5％）、30代（18.0％）、40代（8.5％）、50代（11.0％）、60代（5.5％）となり、若年層ほど利用している人が多いことがわかったという。

同社は、とくに10代では3割近くの人が利用した経験があるとの結果から、楽しみ方の一つとして受け入れられていると推察した。

バレンタイン動画を、10代の1割強がSNS投稿

今年のバレンタインデーに関する動画を「SNSや動画アプリなどに投稿した」人は4.9％、「動画を撮影したが、投稿はしていない」人は7.4％であった。

「SNSや動画アプリなどに投稿した」人の割合を世代別にみると、10代（14.0％）、20代（9.5％）、30代（7.0％）、40代（1.5%）、50代（1.5％）、60代（0.5％）。10代が最も割合が高く、1割強が投稿していたとのことだ。

スマートフォンで撮影した動画のバックアップは、「パソコンへの取り込み」

スマートフォンで週に1日以上動画を撮影する人に、その動画のバックアップ方法を尋ねたところ、最多が「パソコンへの取り込み」（34.5％）、次いで「無料のクラウドサービス」（30.3％）、「SDカードやUSBメモリ」（27.7％）となった。

年代別に最も利用されている方法をみると、10代と20代、50代は「無料のクラウドサービス」（10代：34.3％、20代：32.9％、50代：40.7％）、30代と40代、60代は「パソコンへの取り込み」（30代：36.4％、40代：40.6％、60代：56.8％）という結果に。

10代と20代は、他の世代に比べ「パソコンへの取り込み」を利用している人の割合が少ないことがわかった（10代：25.7％、20代：22.9％）。
※複数回答あり。

img:PR TIMES