よじげんは2019年3月20日、飲食店運営インフラを一度の買い切りでは無くインターネット経由で提供する継続課金サービスとして提供するRIaaS（リアース）分野をまとめたカオスマップを公開した。

初めての飲食店開業を行う業者たちの準備のためのマップ

このマップは、レストランのインフラとなる要素を、提供チャネル、食材、人材、システムの4要素に分け、提供チャネルを店舗・デリバリー・テイクアウトの3種類に、食材を仕入れと廃棄の2種類に、人材は求人1種類に、システムは予約と決済の2種類に分類した。

作成の目的としては、よじげんが直営の飲食店開業準備を行う上で、何を準備すれば良いのか具体的なサービス名にまで言及している記事がなかったためである。無くても良いサービスをそぎ落とし、実際に開業時に必要だった分野だけを飲食店目線でセレクトすることで、今後初めての飲食店開業を行う業者たちが何を準備すればいいのかをサンプルに選択できることを目的として作成した。

フードテックではなく飲食店が開業する際に無いと不便なサービスかどうか、基盤となるサービスなのかを判断基準にしている。実際によじげんが店舗を開業する際に「利用しなかった分野については対象外」とした。

また、新規性を重視したため食材大手のMマート、酒販大手のカクヤスなども対象外としている。

今後は、意見や感想をもとに、新しいサービスの登場に合わせて年に1~2回バージョンアップを行っていく方針だ。

img:よじげんスペース