老後に必要な医療費は約1,500万円との想定。人生100年時代への不安とは

江崎グリコは、「老後と健康に関する意識調査」を実施、2019年3月14日にその結果を発表した。

この調査は、「人生100年時代に向けた老後の健康意識」や「老後にかかる医療費の認識」を調べたもので、全国の20代~60代男女600名(各世代120名ずつ)を対象に2019年2月26日~2月27日にインターネット調査によって実施された。

<調査概要>
調査名:「老後と健康に関する意識調査」
調査エリア:全国
調査対象:20代~60代男女
サンプル数:600名(各世代120名ずつ)
調査期間:2019年2月26日(火)~2019年2月27日(水)
調査手法:インターネットリサーチ

老後の生活での不安は生活資金と健康

まず、人生100年時代が訪れようとしている今、老後の生活で不安や心配になっていることは、「生活資金の不足」が88.8%、「体の健康面」が78.2%だった。また、医療や介護に依存しないで健康的な生活ができる期間「健康寿命」という言葉の意味を知っている人は71.8%だった。

一方、平均寿命と健康寿命のギャップ(医療や介護に依存する不健康な期間)が男女平均約10年間もあることを知らない人は56%もいた。

また、老後にお金を費やしたいこととして「旅行」が70.2%、「趣味や習い事」が61.3%だった。医療費については、老後に必要な医療費は約1,500万円(男女平均)だが、想定している医療費を1,000万円以下と回答した人は79%もいた。

つまり、約8割の人が約500万円以上も医療費の想定予算が不足していることが判明した。同社では、このままだと好きなことにお金が使えず老後破産になる人が多くなるのではないかと懸念している。

老後の生活で自分のやりたいことをするのに必要なことで「健康的な体」と回答したのは85.8%だった。

また、老後に向けて健康的な体づくりをする上で最もケアしたい体の部位は「脳」が6割に対して、「腸」はたったの1割に過ぎなかった。

そして、人生100年時代を迎える上で医療に頼らない健康づくりをしていきたいと回答した人は87%もいた。

この結果に対し、江崎グリコでは、「腸」は全身のさまざまな健康に影響を及ぼすといわれており、今からできるケアとしてカギを握ると提言している。定期的に腸内に菌を摂り入れる“健康貯菌”により、「腸年齢」の改善を推奨している。

<参照元>
人生100年時代を楽しく過ごすために腸から”健康貯菌”(けんこうちょきん)を始めよう!「健康」と「お金」に関わる2つの認識ギャップが不安な老後を招く?そうなる前の第一歩として専門家が着目するのは腸年齢 (江崎グリコ健康科学所)
img:PR TIMES

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