2019年3月15日、ジョリーグッドは専門医監修のもと、発達障害支援機関向けのソーシャルスキルトレーニング(以下 SST)VR「emou」(エモウ)を開発したことを発表した。
「emou」とは、学校生活や職場などの日常生活の中で必要となるソーシャルスキルを、VRのリアルな仮想空間内で何度でも体験トレーニングを行うことが可能な発達障害支援プログラム。
利用者は、VRにより学校や社会での集団生活をリアルに体験することで、相手に適切な反応をするための言語的、非言語的な対人行動を何度でも訓練することができるという。
当SSTプログラムは、専門医監修のもと、プロの役者と高制度VR開発チームにより制作された48以上の豊富なVRコンテンツを扱っており、利用者の成長や年齢などに合わせた計画的なトレーニングを実施することが可能とのことだ。
「emou」先行体験会での体験者(21歳男性)は、「VRで面接体験をしましたが、実際は恥ずかしくなって言いたいことが言えなくなるときもありましたが、気にすることなく訓練を受けられました。また、面接の練習相手はいつも一人なので、複数の人と面接体験ができるのは貴重。VRを通して、職業体験もしてみたいと思いました。」とコメントしている。
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