インテージは、ドコモ・インサイトマーケティング(以下DIM)と協力して、「機器ベース」のスマートテレビ視聴ログを「人ベース」に分解し、40万人を超える「大規模」なパネルサイズで、デジタルと「連携」して計測できる「Media Gauge® Dynamic Panel」を開発したことを発表した。
「Media Gauge Dynamic Panel」は、インテージ子会社のIXTが収集・蓄積し、インテージが付加価値化を行っているスマートテレビ視聴ログ「Media Gauge TV」と、DIM(※)が所有するdi-PiNK®(DMP)を推計して紐づけ、推定在宅情報や性年代などの属性を利用して人ベースに分解し、指定されたターゲットごとに統計処理を行うことで視聴者データを算出するサービスです。
Media Gauge TV:複数のテレビメーカーから収集した、ネットに結線されたスマートテレビ90万台と録画機65万台※の視聴ログ
をクレンジングし、統一フォーマットで標準化・構造化した視聴データ。
di-PiNK®(ディーアイピンク):許諾を得たドコモの位置情報やサービス利用情報、アンケート回答データ、インテージが保有する生活者購買データ、TV・新聞も含めたメディア接触データ、提携先から提供される3rd Party データ等、Webとリアルのデータを統合したDMP。
(※)DIMでは個人情報を保有しておらず、スマートTV視聴ログデータが個人情報に結び付けらない。
また提供物は、匿名化・統計化されたレポートであり、個人の特定につながることはない。
同サービスにより、都道府県ごとに視聴者を性別や年代、趣味、嗜好などで推計することが可能になり、自社CMのリーチ率や購買行動につながる動き、競合他社のCM視聴率を測定できるほか、よりターゲットに合った番組作りや放映の構成の支援を行うことができるとしている。
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