採用の従来を“採る”から“活かす”へ。クラウドオンボーディングシステム「ジャングル」

アックスコンサルティングは、新入社員が会社にスムーズに溶け込め、組織内で早期活躍をすることで会社への定着率を向上させることを目的とした「クラウドオンボーディングシステム『ジャングル』」の発売に向けて記者発表会を行った。(2019年3月20日発売予定。)

同サービスでは、新入社員が素早くスムーズに社内で良好な人間関係を構築し、新しい仕事を遂行して価値が発揮できるように、必要とされる心構えや知識、スキルや行動様式などを習得できるようサポートする「オンボーディング」というプロセスを採用。

社員一人一人のパフォーマンス、キャリア、エンゲージメントの状態を把握、網羅的に高める教育カリキュラムを設定、目標達成の管理をするサイクルを回すことで新入社員の定着率向上を図るという。これらはクラウド上で管理することができ、人事担当者の教育生産性向上をサポートすることが可能だ。

サービス機能の詳細は以下のとおりとなっている。

同社は、国内では入社後に研修期間を設ける企業が多いが、会社に定着してもらうために体系的な研修プログラムを実施している企業が少ないことに着目。欧米では、日本のような新卒一括採用ではなく毎月のように中途入社者を受け入れる体制であることから、「オンボーディング」プロセスを通じて個々の受け入れが行われていることが開発背景にあるという。

今回、同サービス内に講師として参画しているAsianCaesarsの石坂聡氏は以下のように述べた。

石坂氏「少子高齢化や深刻な人員不足や日本社会の多様化および国際化の進行、終身雇用が実現不可能となってきている中、どんなに大きな企業でも5年先どうなっているかわからないのが現実となっています。

しかし、人生100年時代と言われている、個人と企業は一生稼いで生きていかなければならないタフな時代を迎えており、共に生き抜くためには企業と個人がマッチしWin-Win関係を構築ができるオンボーディングを真剣に取り組まなければなりません。そこで、『ジャングル』を導入することで、多くの企業が“オンボーディング革命”を実現できるのではないかと考えています。」

同社は、「オンボーディング」を取り入れることで、採用を従来の「採る」から「活かす」へ転換し、企業の人事担当者の教育生産性向上をサポートすることを目指すという。

取材・文:ナカダコウタ

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