企業と就活生のプレゼン動画マッチングアプリ「ビデオマッチング」。採用のミスマッチングを防ぐ

ビデオマッチングは2019年3月13日、就活生と企業がクラウド上にそれぞれ動画をアップロードし、互いにマッチングする手法における一連の技術について2019年2月15日にビジネスモデル特許を取得したと発表した。

自己プレゼン動画で双方向にアプローチできる就活SNSサービス

ビデオマッチングによると、就活生と企業の採用ミスマッチは減る傾向がなく、それに伴う新卒採用者の入社数年での離職、地方の大学生と都市部の企業における就活コスト問題などなど、新卒採用における問題はまだまだ根深いものがある。

同社はこうした課題に対し、就活生と企業とをもっと身近にして、互いを見て理解し合い、双方向的なコミュニケーションを図る必要があるのではないかと考え、「ビデオマッチング」(2019年春先β版ローンチ予定)の開発にいたった。

今回の特許では、就活生と企業それぞれが最大30秒の短い自己プレゼンテーション動画を用い、直感的かつ効率的なマッチングを行う機能をはじめとして、いいねやフォロー機能、各種スコアリング機能、口頭で話した音声データを字幕化する機能、AIによる動画解析を活用したレコメンデーション機能など、一連のマッチングプログラムやそれに付随する各種機能について取得した。

ビデオマッチングは就活生と企業それぞれが自己プレゼンテーション動画をもとにして、双方向にアプローチできる就活SNSサービスだ。アプリ上でマッチングし、メッセージをやりとりした後はOB・OG訪問や会社見学はもちろんのこと、そのまま面接に進むことも可能である。

学生は、自分の得意なハッシュタグを選択し(自由設定も可)、そのお題に沿った動画を撮影する。一方、企業は自社の会社紹介や社員紹介、職場の雰囲気など、あらゆる自社アピールの動画を掲載できる。

なお、このアプリは2019年春先にβ版のリリースを予定している。また、近いうちにアルバイト・パート採用、および転職向けサービスとしても随時リリースすとのことだ。

img:株式会社ビデオマッチング

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