約半数の企業が取り組み実施無し。「健康経営」に関する調査結果が発表

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2019年3月11日、アデコは人事や経営企画に携わるビジネスパーソン385名を対象に、「健康経営」を「社員の健康増進を経営方針や経営戦略の一環として位置づけ、企業として積極的に取り組むこと」として定義したうえで、「健康経営」に関するアンケート調査を行い、その結果を公表した。

【調査概要】
調査対象:企業や団体で人事・教育、経営、経営企画に関する部署に所属するビジネスパーソン
サンプル:385名
調査方法:インターネット調査
実施時期:2019年1月9日~13日

「健康経営」に関する認知度、2割にとどまる

「健康経営」の認知度について調査したところ、「言葉も内容も知っている」と回答した人は2割にとどまった。

「聞いたことがない」と答えたのは43%で、「聞いたことがあるが、内容はわからない」は36%と、「健康経営」の理解度はまだ低い水準にある。

企業の約半数は「健康経営」の取り組み実施なし

勤務先で企業の「健康経営」実施状況を聞いたところ、48%が「実施していない」と回答し、「実施している」と回答した27%の約2倍の結果となったことから、「健康経営」に取り組む企業はまだ限られていることが分かったとしている。

「メンタルヘルス対策」が「健康経営」への取り組みで最多

「健康経営を実施している」と回答した102名を対象に、勤務先で実施している施策を聞いたところ、「メンタルヘルス対策」との回答が8割にのぼり、次いで「健康づくりのための情報提供」、「健康づくりに対するアドバイス、病気予防プログラムの提供」の順という結果になった。

img:PR TIMES

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