メドピアの連結子会社であるMediplatは、同社の展開するオンライン医療相談プラットフォーム「first call」から法人向けサービスとして、従業員向けの専用アプリを2019年3月末にリリースすることを発表した。
「ストレスチェック」と「医療相談」が一つのアプリ上で行えるようになり、従業員がストレスチェックに回答しやすくなると同時に、医師によるチャット型の医療相談によってメンタル不調や身体不調のフォロー体制を整えられるという。
「first call」の従業員向けアプリの主な機能
まずは下記2つの機能から提供し、従業員の健康を見守るアプリとして機能を拡充していく方針だ。
- ストレスチェック ~アプリで好きなときにどこでも受検~
- チャットで医療相談 ~悩んだらすぐにアプリで専門医に相談~
これまでWEBもしくは紙で実施されてきたストレスチェックが、アプリで実施可能。従業員は通勤途中など好きなときにスマートフォンで受検できると同時に、プッシュ通知により未回答者の受検を促進。
職場でのストレスなどメンタル面での悩みから腰痛や肩こりなど身体の不調まで、自身と家族の心と身体の悩みを、アプリを開くだけで簡単に医師に相談。医師からの回答もプッシュ通知でタイムリーに確認可能だ。尚、匿名でのチャット相談に医師が実名で回答するため、安心して相談できるという。
今後の追加予定機能
- ストレス診断コンテンツ
- ビデオ通話で産業医面談
- ビデオ通話で医師に相談
年に1回の法定ストレスチェックに加え、週1回〜月1回程度のストレス診断コンテンツの配信を予定。アプリで簡単に定期チェックすることで、従業員のメンタルヘルスにおけるリスクをより早期に発見し、職場毎に対処できるようになるという。
現在、パソコンのテレビ電話で提供している「オンライン産業医」について、アプリのビデオ通話でも産業医面談が可能に。産業医との面談予約も従業員がアプリで簡単に行うことができるようになるという。
チャットの他、ビデオ通話でも医師に相談が可能になるという。顔を見て対話をしながら、じっくり医師に相談したい場合に利用可能とのことだ(事前予約制/15分間)。
img:メドピア株式会社