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土砂災害をVRで疑似体験、理経と神戸市が防災研修実施

2019年3月11日、理経は、スタートアップ企業と神戸市が協働する、国内自治体初の地域課題解決プロジェクト「Urban Innovation KOBE(※)」平成30年度下半期テーマ「土砂災害VRの実証開発」の研究開発チームとして採択され、土砂災害VRの実証開発ならびに防災研修を実施することを発表した。

本研修では、VRを活用することにより、研修参加者は臨場感のある土石流の様子を体験することが可能で、土砂災害の危険性への理解を促すとともに、防災意識の向上を図るという。研修は、平成31年3月14日(木)・15日(金)に実施。

全国初のVRによる防災訓練は、目新しさから若・中年層の防災学習への興味を高め、没入感や臨場感により参加者に意識改革を促せ、参加者が訓練時の行動選択に対し即時にフィードバックが得られることから、被災の最小化に大きく貢献するとの期待が寄せられているとのことだ。

同社は今後、課題を所管する担当課の職員とともに、サービスの協働開発から試行導入、実証実験に取り組み、サービスの提供を目指していくとしている。

※「Urban Innovation KOBE」:平成29年度に神戸市がスタートした取り組みで、柔軟な発想や優れた技術力を持つスタートアップ・ベンチャー企業と、社会・地域課題のことを詳しく知る市職員が協働することで、市民にとって最適な解決手法を見出し、サービスの構築・実証を目指している。

img:理経

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