ミレニアル世代は「モノ消費」より「コト消費」重視「消費に関する意識調査」

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2019年3月8日、テスティーは、ECのミカタが運営するEC・通販業界に特化したポータルサイト「ECのミカタ」に、今回、20代男女1,096名を対象に「消費」に関する意識調査に加えて、「シェアリングエコノミー」にフォーカスした調査を実施し、その結果を公表した。

<調査概要>
調査期間:2019年2月21日(木)〜2月22日(金)
調査対象:20代/ 男女 / 自社モニター会員
割付方法:1,096サンプル(20代男性509サンプル、20代女性587サンプル)

ミレニアル世代の男女間で異なる消費意欲

ミレニアル世代の男女に「お金をかけてもいい」と感じるモノはなにか尋ねたところ、20代男性は「本・漫画・雑誌」、20代女性は「ファッション用品」がそれぞれ1位となった。

また男女ともに「旅行・アクティビティ」、「外食・交際費」 もランクインした。

同社は、男性は趣味のもの、女性は身だしなみに関するものに対して消費傾向があると分析している。

若年層の半数以上は「シェアリングエコノミー」に対して前向きな印象を持っている

20代男性で51.9%、20代女性で60.0%とそれぞれ半数以上の若年層がシェアリングエコノミーについて「とてもいいと思う、いいと思う」と回答した。

「とてもいいと思う、いいと思う」と回答した人の理由は以下の意見が挙がった。

一方、「あまり良くないと思う、全く良くないと思う」と回答した人の理由としては以下の意見がみられた。

購入せずに短期のレンタルサービスやシェアで良い思うものでは、「本・漫画・雑誌」が男女とも第1位。

また男女ともに1割程度の人は「住居」と回答したことから、従来の契約期間を設けないコリビングやシェアハウスなどに興味を持っている様子が伺えるとしている。

コト主義世代の約7割が「ブランド価値より、自分に合ったものが欲しい」と回答

男性の60.7%、女性の78.6%が「ブランド価値より、自分に合ったものが欲しい」と回答し、全体では約7割が「ブランド」よりも「自分に合ったもの」を選ぶ傾向にあり、「パーソナルティ」をより重視していることが分かった。

同社は、ミレニアル世代の「消費」に関する今回の調査結果より、モノを「所有」することだけではなく、「体験」というコト消費に価値を感じている様子やブランド価値よりもパーソナリティを重要視していることが伺えたとしている。

img:ECのミカタ

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