シューマツワーカーは、運営している「シューマツワーカー」で、「確定申告を中心としたお金の管理に関する調査」の結果を発表した。同調査は、「シューマツワーカー」で副業経験のある登録者65名を対象に、2018年2月4日(月)〜2019年2月9日(土)期間にアンケート形式で行われたものだ。
主な調査結果は以下のとおり。
- 副業の収入は、10〜15万円が相場
- 半数以上の副業社員は、副業で得たお金を有料の会計アプリで管理している
- 「確定申告をわずらわしい」と思っている人は約半数にとどまっている
- 確定申告は会計ソフトで行う人が大半。なかには国税庁の確定申告等作成コーナーを使う人も
副業の収入は、10〜15万円が37%。20万円以上の高額収入は14%
副業での平均報酬(額面)を聞いたところ、「10〜15万円」と答えた人が37%と最多。20万円以上の高額な収入を得ている人は、全体の14%を占める結果となった。
副業で得たお金の管理方法について質問したところ、もっとも多かった意見は、freeeやマネーフォワードといった「有料アプリ」(51%)での管理。そのほか、「ブルーリターンA」を利用している人が2%。クラウド会計サービスが副業に関わる手続きを簡易化していることが伺える。
「副業をするうえで、確定申告はわずらわしいと思いますか?」と聞いたところ、「はい」と答えた人が54%、「いいえ」と答えた人は46%となった。
さらに、「はい」と回答した理由については、以下のような回答が得られた。
「何から始めていいかわからない」(36.8%)や「やり方がわかりづらいから」(47.4%)という回答が目立つ。しかし、わずらわしいと思っている副業社員は54%にとどまっており、理由の一因は、以下の調査結果に見ることができたという。
「確定申告をどのように行なっているか」を聞いたところ、お金の管理同様に会計ソフトを使用して申告している人が約半数を占める結果となった。
国税庁の「確定申告書等作成コーナー」23%となっており、2019年からスマートフォンで申告できるようになったため、利用者の増加が考えられるとしている。
同社は、freeeやマネーフォワードなどの会計ソフトが増加し、簡単でスムーズな申告が可能になったため、副業をしやすい環境が整ってきているとの考えを示した。
<参照元>
意外!?副業経験者の約半数が”確定申告をわずらわしい”と思っていない。理由は会計サービスの充実
シューマツワーカー