カーシェアの認知率は男女ともに7割以上「カーシェアに関する調査レポート」

2019.3.8

若年層のリサーチを行う「TesTee Lab!」では、都内在住の18歳～35歳の男女2,171名（男性568名、女性1,603名）を対象として、カーシェアに関する調査（※）を実施。その主な結果は以下のとおりとなった。

※調査概要

調査期間

2019年2月22日（金）〜2019年2月25日（月）
調査項目

〈基本情報〉免許所持率/住居/車所持率/カーシェア・レンタカー認知率/カーシェア・レンタカー利用率
〈カーシェア利用者情報〉きっかけ/今後の利用意向/会員種別/直近1年の利用/利用頻度/利用方法/費用/重視/満足度

都内在住の普通自動車免許保有者、男性はおよそ7割、女性はおよそ6割

はじめに、都内在住の18歳～35歳の男女2,171名に、普通自動車免許を持っているか聞いた。結果、普通自動車運転免許保有率は男性70%、女性58.6％だった。

【サービスの認知率】

普通自動車免許をもつ1,359名（男性420名、女性939名）のうち、レンタカーの認知率は男女ともに9割以上にのぼった。たいしてカーシェアの認知率は男女ともに7割以上に及んだ。

たいして「どちらも知らない」と回答した割合は、男性4.5％、女性3.4％にとどまった。同社ではこの結果について、カーシェアの認知率の高さが見受けられる、と語っている。

【カーシェアの利用経験】

カーシェアを「知っている」と回答した988名（男性300名、女性688名）に対して、カーシェアの利用経験の有無を聞いた。結果、「男性」の30.0％、女性の21.8％はカーシェアを利用したことがある、と回答した。

カーシェアを利用したことがあると答えた245名（男性90名、女性155名）に対して、どのカーシェアサービスを利用したかを聞いた。

結果、最も利用率が高かったのがタイムズカープラス」で、男性対象者のうち68.9%、女性対象者のうち58.0%は利用経験がある、と回答。

タイムズカープラスの利用率が1位となった理由について、同社ではカーステーション (駐車場) の数が多いことも関係しているかもしれないと推測している。

【会員別の割合】

カーシェアの利用者に対して、月額料金会員に登録しているか否かを聞いた。結果、月額料金会員となっているのは、男性43.3％、女性33.3％となった。以前は月額料金会員、現在は無料会員との回答は男性31.1%、女性27.3％だった。

【車種選びで重視すること】

〈女性〉

カーシェア利用の際に、車種選びで住しているのはなにか聞いたところ、男性の1位、女性の2位には価格がランクイン。「乗り心地」「安全性」「運転のしやすさ」などが上位に入っていることから、同社では、価格をのぞくと操作性・安全面を重視しているとの考えを示した。

カーシェアの悩みについて聞いたところ「前利用者のゴミがあること」や「利用したい時に利用できない」などの回答があがった。同社では、価格が抑えられ所有の必要がないシェアサービスではあるが、マナー・利用方法について課題あると推察している。