OB訪問を副業に。新卒リファラル採用サービス「就活メンターズ」リリース

Orarioは2019年3月5日、全国に採用の協力者を獲得できるサービス「就活メンターズ」をリリースしたと発表した。

就活メンターズは、ビジネスの最前線で活躍する社会人と就活生のマッチングサービスだ。

社会人と就活生のマッチングサービス

同サービスでは、メンターは学生の就活支援を行い、最適な企業に推薦文を送ることで成功報酬がもらえる、新卒リファラル採用サービスである。企業側には採用担当者の業務増加の防止、学生側にはその場限りのOB訪問といった課題を解決するメリットがある。

具体的には、企業は「◯◯な学生を紹介してください」という求人情報を掲載するだけで、担当メンターを通して優秀な学生との面談機会を得ることができるため、今までの採用活動を大幅に効率化することができる。

採用担当者は、求める人材の求人情報を掲載後、後はメンターからのピッタリな学生の推薦を待つだけである。

スクリーニングやスカウト送信といった作業は必要ない。メンターからの推薦を承認すると学生とメッセージのやりとりが可能となり、面談をセッティングすることができる。学生のプロフィールはもちろん、担当メンターのキャリアやプロフィールも閲覧可能である。

学生は、審査を通過した第一線で活躍するメンターの中から希望メンターを選び、長期的な就活サポートを受けることができる。
一般的な人材紹介と違い、

  1. キャリアアドバイザーを自分で指名可能
  2. メンターは企業で活躍する現場の社会人

であるため、中立的な支援を受けることが可能だ。

対面だけに限らず、ビデオ通話、チャットも可能

また、メンターは、メンタリングを通じて学生の特性を把握した上で、ぴったりだと考えられる求人企業に対して推薦文を送ることができる。担当学生の入社が決まった際にお祝い金(10万円〜)がメンターに支払われるという。

メンタリングは学生の課題に応じて「自己分析・ES添削・面談練習など」が行われる。さらに、対面だけに限らず、ビデオ通話、チャットでも可能だ。

一方、企業は、求める人材の求人情報を掲載するだけなので運用コストが最小限になるという。メンターからの学生の推薦を「承認・見送り」の選択をし、求める人材に近い学生のみ採用プロセスに進めることができる。これにより従来の採用活動におけるスクリーニングやスカウトといった工数を大幅に削減するという。

求人情報の掲載は無料で、内定が決まった際に料金を支払う成果報酬型のため、辞退が発生した場合には料金を返金するシステムである。

また、内定後の入社フォローまでを信頼の置けるメンターとともに行うことで、内定辞退の抑止を進めるという。

img:PR TIMES

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