2019年2月22日、Mewcketは、イベント、勉強会、ハッカソンの実現支援プラットフォーム「Manaboo」をリリースした。同サービスは、主にSTEM(※)学生向けの企画の取り扱いを行っていくという。
(※)STEM:“Science,Technology,Engineering and Mathematics”の頭文字を取ったもので、2000年代からアメリカで取り組みが始まった教育モデル。各分野は現在成長分野の主軸になるスキルであり、STEM教育を受けた人材の争奪戦は世界的に激化傾向にある。
Manabooでは、学生が学びたい内容を投稿し、企画として成立すると、それがManabooのウェブサイト上に掲載。その後、そのニーズに答えられる企業が登壇者としてアサインされ、イベント、勉強会、ハッカソンの開催が確定する。
Manabooの仕組み概要と利用状況は以下のとおりとなる。
- 従来のイベントと異なり、学ぶ側が起点に
- ユーザーは、学びたい内容や方法を投稿するだけ(時間や場所の希望を出すことは可能)
- 投稿はブラウザから、2〜3分で完了
- 登壇者、場所、時間は運営事務局にて手配可能(ユーザーの指定も可能)
従来、学生が企画するには場所や登壇者の手配、当日の運用などが手間となっていた。一方、企業側は学生が求めている企画を立案し、集客することが困難だったという。Manabooはプラットフォームとして、それらの課題の解決を目指す。
また、テスト期間中に勉強会、ハッカソンが複数回開催され、企業と学生による登録が行われており、今後さらに拡大していく見込みだという。
img:Mewcket