MMD研究所は「2018年11月 動画配信サービスの利用と通信キャリア選択における調査」を実施した。
調査結果は以下の4点に集約される。
- 定額制動画配信(サブスクリプション)サービスで利用経験が最も多いのは「Amazon プライム・ビデオ」(19.7%)、次いで「Hulu」(12.7%)、「U-NEXT」(10.5%)
- 年代によって定額制動画配信サービスの利用経験や認知にばらつきがあり、上位5サービスはいずれも20代の利用経験がトップ
- 定額制動画配信サービスを有料で利用した経験が最も多いのは「Amazon プライム・ビデオ」(80.0%)、次いで「DAZN」(71.5%)、「dアニメストア」(70.0%)
- 現在スマートフォンで有料利用しているメインの動画配信サービスは「Amazon プライム・ビデオ」(30.9%)がトップ、次いで「Hulu」(8.2%)、「Netflix」(7.1%)
各調査の詳細は以下のとおりとなっている。
- 定額制動画配信サービスの利用経験について
- 年代によってサブスク型動画配信サービスの利用経験や認知にばらつき
- 有料で利用した経験が最も多い定額制動画配信サービスについて
- 現在スマートフォンで有料利用しているメインの動画配信サービスについて
定額制(サブスクリプション)の動画配信サービスで利用経験が最も多かったのは「Amazonプライム・ビデオ」の19.7%、次いで「Hulu」12.7%、「U-NEXT」が10.5%だった。
利用経験や利用検討を含めた認知率では、トップは「Hulu」で82.6%、次いで「Amazon プライム・ビデオ」が76.9%、「dTV」が71.4%という結果だった。
「Amazon プライム・ビデオ」の利用経験が多いのは、20代で24.9%、次いで30代で19.5%、50代と60代で18.9%となった。
利用経験が多いサブスク型動画配信サービスの上位5サービス(Amazon プライム・ビデオ、Hulu、U-NEXT、dTV、Netflix)について、利用状況を年代別に見るといずれも利用経験が最も多いのは20代だった。
サービスの利用経験者に利用料金について質問したところ、有料利用の割合が最も多かったのは「Amazon プライム・ビデオ」で80.0%、次いで「DAZN」が71.5%、「dアニメストア」が70.0%の結果となった。
いずれかの定額制動画配信サービスを有料で利用していると回答した2,116人を対象に、スマートフォンで現在利用しているメインの定額制動画配信サービスについて聞いたところ、最も回答が多かったのは「Amazon プライム・ビデオ」で30.9%、次いで「Hulu」が8.2%、「Netflix」が7.1%となった。
また、「スマートフォンで使用しているものはない」と回答したのは26.9%だった。