楽天は2019年2月20日、同社が運営するインターネット・ショッピングモール「楽天市場」、旅行予約サービス「楽天トラベル」、フリーマーケットアプリ「ラクマ」において、「ヒット番付 改元イヤー番外編」を発表した。
今回は、今年施行される「改元」に伴う消費トレンドを東西の横綱/大関/関脇の計6個のキーワードに加え、改元後のヒット期待株として2個のキーワードを発表したものである。
以下にて、「楽天市場」の項目を紹介する。
「きっかけ消費」と「スーパー連休」が横綱キーワードに
まず、楽天市場 ヒット番付 改元イヤー番外編のキーワードは上の表のようになった。
まず、「東の横綱」として「きっかけ消費」というキーワードを挙げている。同社によると、改元をきっかけに新しい自分になりたい、新しいことにチャレンジしたいという気持ちを抱く人は多いという。
「楽天市場」では、身体を引き締めるダンベル・フィットネス器具などの筋トレグッズ、新たな習い事のためのギター・釣り用品・ゴルフ用品などの趣味用品の売上が好調だという。
また、改元を機に引っ越す人も増えることが予想され、家具の需要も高まっているという。
「西の横綱」は「スーパー連休」というキーワードになった。2019年のゴールデンウィークは、皇太子さまの新天皇即位に伴い、5月1日が祝日になることなどから、稀にみる「超大型」連休となる。
そこで、超大型連休だからこそできる過ごし方に注目が集まり、旅行グッズはもちろんのこと、テントやカーナビなどアウトドアグッズ、また帰省土産にぴったりのグルメに人気が集まっているという。
2019年から2020年にかけて学習とスポーツの消費が盛んに
また「東の期待株」として「次世代学習消費」というキーワードが入った。来年の学習指導要綱の改定に伴い、プログラミング教育や英語教育に注目が集まっているという。
「楽天市場」では子供を持つ親を中心に、プログラミングや英語を意識した教育や、自己学習への関心が高まることを予測している。幼いころから基礎力を養うようなおもちゃへの関心の高まりを受け、知育玩具の進化が続き、「楽天市場」内の商品数も増加傾向にあるという。
そして、「西の期待株」として「“超”スポーツ特需」というキーワードを挙げている。
楽天によると、日本列島がスポーツで湧いた2018年に続き、大きなスポーツイベントを数多く控えた今年から来年にかけ、スポーツのさらなる盛り上がりが期待できそうだという。近年では、スポーツの観戦スタイルが多様化しており、友人とユニフォームなどを揃えて着用し、カジュアルに観戦時間を楽しむ人が増えている。
また、世界的に注目されているe-sportの関連グッズとして、「楽天市場」ではゲーミングマウスの取り扱いも急増しているとしている。
img:PR TIMES