2019年2月15日、Insight Techは、同社が運営する「不満買取センター」上に投稿された「スマホ決済に関する不満」1,826件を解析し、その結果を公表した。
調査概要は以下のとおり。
・調査方法:インターネットによるアンケート
・調査対象:「不満買取センター」を利用するユーザー
・調査期間:2018年1月1日 ~ 12月31日
・対象業界、対象業種:全て
・抽出キーワード:LINEPay、ラインペイ、楽天ペイ、楽天Pay、PayPay、ペイペイ、OrigamiPay、オリガミペイ、d払い、ドコモ払い、ApplePay、アップルペイ、GooglePay、グーグルペイ
スマホ決済に「嫌気や怒りを感じている」は39%
主要スマホ決済の不満投稿件数を確認・分析したところ、全体の39パーセントが「不満(怒り:13%、嫌気:26%)」を感じているとの結果になった。
不満がどれほどスマホ決済の利用頻度に影響するか調べたところ、「不満(嫌気、怒り)」を感じたユーザーは7割以上が、「低不満」のユーザーでも7割近くが「利用しなくなった」または「利用頻度が減った」と回答した。
同社はこの結果から、決済というお金に関わる内容のため、満足度が極めて高くない限り、利用頻度へ影響があることが分かったとしている。
不満投稿件数、第1位は「PayPay」
主要スマホ決済の不満投稿件数では、「PayPay」が最多との結果になった。
不満投稿件数の月次投稿件数では、12月に投稿件数が増加しており、12月4日~12月13日に実施された「100億円あげちゃうキャンペーン」の時期とその翌日から1週間に特に投稿が集中していることが判明。
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