#CBK forecast、AIが「トレンド分析・定量データ化」でアパレル廃棄問題に一石

ニューロープは、トレンド分析サービス「CBK forecast(カブキフォーキャスト)」をリリースした。

#CBK forecastは2014年から蓄積している50万点以上のアイテムをAIで解析。

TwitterをはじめとするSNSやブログ、ECサイト、メディアに掲載されているファッションスナップ画像に含まれる色・柄・素材・形・ディティールを分析する。

どのようなアイテムが実際によく着用されているのか、ドレンドを定量データとしてメーカー、卸、リテールといったファッション関連企業に提供していく。

世界の一般的なトレンド状況を定量化

ブランドやメーカーは、自社が過去に販売した商品については十分に分析できるが、一方で「過去に販売はしていないものの、仮に棚に並べていたら売れたはずの商品」といった外部情報を得る手段は、コレクションやSNSのスナップを眺めるといった属人的なものに限られていた。

#CBK forecastではSNSやECモールのランキングに掲載されている画像を解析・定量化することで、「仮に棚に並べていたら売れたはずの商品」を再現的に見つける手助けをする。

定点観測に向いたビジュアライズツールおよび分析に向いたローデータ

#CBK forecastを導入した企業は、専用のダッシュボードで日々更新されるトレンド情報をウォッチできる。

ダッシュボードではさまざまな切り口やグラフでデータが可視化されている。情報はローデータ形式でエクスポート、任意の切り口で分析でき、既にメーカー・ECなどに向けて提供されている。

アパレル廃棄問題が取り沙汰される現状において、アパレル分野における川上から川下までの各工程が複雑性を極めるなか、ニューロープは人の力とAIの力を組み合わせて実現する最適解に向けて、各社の協力を得ながら引き続きサービスの開発を続けていくとしている。

img:PR TIMES

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