バンダイナムコ、アソビ共創プラットフォーム「ASOBIZA（アソビザ）」オープン

2019.2.14

TRINUSと、バンダイナムコエンターテインメントは、新しい「アソビ（モノ・コトを含む）」のアイデアを世界中のクリエイターから集め実現する、アソビ共創プラットフォーム「ASOBIZA（アソビザ）」を、2月13日（水）からオープンする。

同サービスは、「TRINUS（トリナス）」を活用し、斬新なエンターテインメント（サービスや商品）の企画をクリエイターから募集。投稿された企画を公開し、ユーザーの投票やコメントによる評価を踏まえて、両社が審査、検証して企画を実現するという、オープンな取り組みを推進していくとのことだ。

また、「パックマン」「塊魂」など、10タイトル（※）のIP（知的財産）を活用した新しい「アソビ」の企画も投稿可能としている。

（※）10タイトル:パックマン、ギャラガ、マッピー、ディグダグ、ワギャンランド、ミスタードリラー、太鼓の達人、塊魂、クマ・トモ、ネコ・トモ

詳細は以下のとおりとなっている。

新しい「アソビ」の企画やアイデアを自由に投稿。発想のフックとして、10タイトル（※）のIPを活用することも可能となっている。

投稿された企画は公開され、ユーザーの投票やコメントによって評価。コメントを参考にしたブラッシュアップアイデアの投稿も可能だ。最終的に事務局審査によって、評価内容や実現可能性等を踏まえ、採用企画を決定する。

採用企画は、クリエイターと事務局によって準備が進められ、実現する。また、実現に際してはクラウドファンディングを実施することも可能だ。

同社は、投稿クリエイターへのメリットを以下のように提示している。

ユーザー自身が思い描く新しい「アソビ」を提案することで、どのアイデアも真剣に検討してくれるという。
※募集内容の詳細については、HPの募集テーマを参照。

投稿された企画は公開され、他のユーザーによって投票・コメントされる対象となる。自分のアイデアやデザインの発表の場としても利用することが可能だ。
※投稿される企画の公開基準については、HPのQ&Aを参照。

投稿企画が高い評価を得て、事務局によって実現に向けて採用されれば「賞金」を、実現すれば売り上げの一部を「ロイヤリティ」として受け取ることができる。
※「賞金」や「ロイヤリティ」の金額・比率の詳細については、HPの各募集テーマの募集要項を参照。

なお募集している「アソビ」は以下のとおりとなっている。

ARなどの現代テクノロジーとユーザーの情熱で実現できる新しいエンターテインメント企画。

企画時に、もしモノ（装置やグッズ等）が必要であれば、そのイメージも投稿することで、さまざまなものづくりに携わってきたTRINUSがその企画を実現してくれるという。

アイデアが出てこないときは10タイトル（※）のIPをフックに企画を提案可能。

従来の商品・サービス開発では、企業の内部で企画・開発を行い、商品発売・サービス開始のタイミングで世の中に公開することが一般的だったという。

しかし、まったく新しい価値を持つ企画を生み出すためには、業界の専門家だけではなく、既存の固定概念にとらわれない一般の多様なクリエイターのアイデアを多数集め、実現前の企画をオープンにすることでユーザー満足度の高い商品開発ができると考え、今回の協業に至ったという。