エクスウェアは凪スピリッツの新店舗(※)に、AIを活用した「顔パスシステム」を導入した。同社のシステムにより、ラーメン凪 田町店では、顔認証から注文(発券)までをシステム化しており、ユーザーに合わせたサービス提供とキャッシュレスサービスを行うことで顧客満足度向上によるリピータ増加を実現するという。

エクスウェアが提供する顔パスシステムは、ユーザーの顔を会員証として、AI(人工知能)を活用した顔情報の照合・認証を行いユーザー情報の管理を行うシステムだ。

利用者の顔写真と、個人情報等を登録することで、顔情報とその他情報は顔DBに保存され、顔認証AIエンジンで機械学習が行われる。

インターネットに接続されている端末のカメラに顔をかざすことで、カメラから顔情報を取得。その後、顔認証AIエンジンが学習した顔情報とその他の情報を参照し、顔情報が一致した場合認証されるシステムとなっている。

また、登録情報にサービスを紐づけることで特定のユーザーを対象に個別のサービスの提供も行えるという。

システムの特徴は以下のとおりだ。

  • 専用機器は必要なし
  • インターネットに接続できるデバイスであればシステム利用ができる為、高価な専用機器は不要。

  • オンプレミスで使用可能
  • クラウドを使わずにサーバーを持つことでオンプレミスでも環境構築が行える。

  • カスタマイズが可能
  • 同社の開発AIおよびシステムのため希望に合わせたサービスの提供が可能。

同社は活用シーンを以下のように想定している。

  • 顧客に合わせた商品・サービスの提案
  • 飲食店、販売店、商業娯楽施設などの企業が抱える、接客サービスレベルの工場、顧客への最適なサービスの提供等のニーズに対し、顧客の年齢、性別、来店状況をAI(人工知能)を活用することで、顧客のニーズに適したサービス提供や、スマート決済を可能にするなど、顧客満足度の向上を図る。

  • セキュリティーの向上
  • 入退室管理の際に、顔認証を導入することで、本人のなりすましや、認証カードの紛失、代理チェンクインアウトを抑制し、勤怠情報の信ぴょう性向上と入室管理のセキュリティー向上を実現。また、「見守り」「防犯」においても、人手に頼っていた部分を顔認証の活用によりカバーが可能に。

(※):ラーメン凪田町店情報
所在地:東京都港区芝浦3-1-30 なぎさテラス109

img:PR TIMES