MMD研究所は、20歳~69歳の男女557人を対象に2018年12月27日~12月28日の期間で「2018年スマートフォンアプリコンテンツに関する定点調査」を実施し、その結果を発表した。有効回答数は557人としている。
調査結果が以下のとおりとなる。
現在利用しているSNS「Instagram」が32.1%、2014年より18.6ポイント増
Facebook、Twitter、Instagramの利用についての問いでは、「現在利用している」という回答はFacebookが37.2%、Twitterが41.3%、Instagramが32.1%となった。
調査開始時の2014年では、Facebookの利用は52.0%だったが2018年には37.2%と4年で14.8ポイント下がる結果に。一方、2014年のInstagramの利用は13.5%だったのに対して、2018年では32.1%と4年で18.6ポイントの増加となった。
さらに、各サービスで「現在利用している」という回答が最も多かった年代はFacebookでは20代が41.6%、次いで60代が39.2%。Twitterでは20代が65.2%と最も多く、次いで40代が43.5%となった。
Instagramでは20代が最も多く46.1%、次いで30代で37.9%であった。また、今回新たに調査項目に追加した動画共有SNS「TikTok」では、「現在利用している」という回答は5.4%。年代別で見ると、最も多かった年代は20代で12.4%、30代が7.8%であったという。
スマートフォンでの音楽聴取は64.8%、2017年より5.8ポイント増
スマートフォンでの音楽聴取は64.8%、2017年12月の調査と比較すると5.8ポイント増えていることがわかったという。
さらに、スマートフォンで音楽を聴いていると回答した人(n=361)を対象に、スマートフォンでの音楽利用状況(複数回答可)を問うと、「YouTubeなどの動画サイトで音楽を聴いている」が53.5%と最多。次いで、「購入したCDからスマートフォンに取り込んで聴いている」が42.1%、「iTunes Storeから購入して聴いている」が31.6%。
2017年12月の調査と比較すると、「購入したCDからスマートフォンに取り込んで聴いている」が10.5ポイント、「YouTubeなどの動画サイトで音楽を聴いている」が6.4ポイント、「定額制音楽配信サービスで音楽を聴いている」が6.0ポイント増加していたという。
2018年に最も利用したスマートフォンアプリのジャンルは「SNS、天気、ゲーム」
無料通話/チャットなどのコミュニケーション以外のスマートフォンアプリで2018年に最も利用したアプリのジャンルでは、「SNS」が13.3%と最も多く、次いで「天気」が12.9%、「ゲーム」が12.0%。
上位5サービスを2017年12月の調査と比較すると、「天気」が3.9ポイント、「ニュース」が2.5%ポイント増えていることがわかったという。
<参照元>
現在利用しているSNS「Instagram」が32.1%、2014年より18.6ポイント増