2019年2月5日、ハバタクは、2018年7月23日に開設した「錦町ブンカイサン」の新たな施策として国内外の地域が交わり育ちあう環境づくりを加速していくための取り組み「参勤交代制」を発表した。

「コワーキングスペース&ベッド無料」「食べてつながる場」を海外や地方から東京に短中期滞在する出張者を対象に提供し、コストを最小化しながら挑戦や学習機会を最大化する東京での新たな滞在体験を提案するという。

東京出張時に、1-2階の食堂で食べてつながり、3階のコワーキングで集中して働き、4-5階のレジデンスでリラックスしたり睡眠をとることが可能となる。

「参勤交代制」の詳細

  • 「コワーキングスペース&ベッド無料」
  • 3Fコワーキングスペースと、4-5Fレジデンスは、GOB Incubation Partnerとの協働で運営するフロアで、社会に新たな問いを投げかけていく挑戦者が育っていく安心安全な環境を提供するという。

    中長期的に多種多様な事業が生まれ、結果的に運営者が適正な利益をえることができると考えているため、短期的な利用料収入を手放し、中長期的な視点に立った運営モデルを試行しており、実費分を除き、無料での利用を可能にした。

    「海外や地方からの出張者で、東京に短中期滞在し挑戦や学習を行う人」「東京在住で、地方での挑戦を志す人」「広義の起業家=アントレプレナーシップを発揮する人」など、挑戦や学習のテーマがあれば、法人の形態・有無を問わず幅広く利用が可能。(年齢制限はないが、次世代を担う「30歳以下のユース世代」を優先的に支援)

    3Fコワーキングスペースを平日日中に無料でドロップイン利用、GOB Incubation Partnersのメンターによる「無料事業相談」、4-5階レジデンスフロアを無料利用、3日以上1ヶ月未満で1ベッド(男女別・相部屋)の利用、シャワーやリビングなど共有スペースの活用などができるという。


    ※1〜2日間のみの利用、1ヶ月以上の長期利用は不可
    ※相部屋のため、他の利用者との助け合いの精神で利用
    ※有料でサービスを提供する宿泊施設ではございませんので、アメニティや消耗品は自身で持参
    ※ベッド数は有数のため、希望に添えない場合あり

  • 「食べてつながる場」の提供
    • 出張夜皿
    • 出張者限定、手づくりおばんざいプチプレートをワンコイン(500円)で提供。(※平日17:00-22:00営業。おばんざいがなくなり次第終了)

    • 食材持参
    • 様々な地域から食材や酒を持ち込み可能で、持参された食材は引き取られ、「風土はfoodから」のシェフが調理した上で提供される。(提供価格は時価。調理・提供は夜営業時のみ)

      国各地の生産者より、「生産量や形の都合で廃棄される食材」や「首都圏でPRしたい食材」の引取りも実施するとのことだ。

    • 丁稚奉公
    • 短期のお手伝いを随時受け付け(まかない1食つき)、「風土はfoodから」の現場でのOJT、自地域の食材や食文化を活かした料理の提供、自身でのイベント企画や実践機会を通じ、「地域の食プロデューサー育成」の機会として、OJTを通じた人材育成の場を提供。

img:PR TIMES