Azitとヨロン島観光協会、南陸運は2019年4月以降に鹿児島県の与論島にて、モビリティプラットフォーム『CREW』の定常的な提供を開始することで合意した。
2018年8月に実施した実証実験の結果より、ユーザーであるドライバー、ライダー双方からの評価も高く、ヨロン島観光協会や、地域のタクシー事業者の強い意向もあり、この度観光ハイシーズンである4〜10月にかけて、CREWを定常的に提供していく予定だ。
また、8月の実証実験時は自家用車の配車サービス提供のみだが、4月以降(詳細時期は別途確定)はCREWアプリ内で地域のタクシーを配車することも可能な設計にする方針だ。
なお、ヨロン島におけるモビリティ手段の確保という課題に長期的に取り組んでいく観点から、自家用車の配車に関しては道路運送法で定める自家用有償旅客運送という枠組みで実施することについても視野に入れているという。
同社はMaaSプラットフォームとしてCREWを提供し、観光客の利便性向上や地方活性化に貢献していくとしている。
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