「社風との相性に関するAI分析調査」長く活躍できる人材ほど評価に不満を抱えやすい傾向に

ミライセルフは、働く人と組織の相性を診断するmitsucari適性検査を導入する2,000社以上の企業で働く労働者を対象にを実施した。

本調査では、mitsucari適性検査の受検時に実施しているアンケートとAIが判定した勤務先会社の社風との相性の相関関係を検証することを目的としている。

調査では以下の結果となった。

会社に合っていると思う人ほど、会社から高く評価されていると思っている

調査では、「会社のカルチャーに合っているとかなり思う」人の69.7%が「会社から評価されている」と思っており、「会社のカルチャーに合っていないとかなり思う」人の68.2%が「会社から評価されていない」と考える回答が得られた。

同社は、このことから会社のカルチャーとの相性と会社からの評価の自己認識には相関関係があるとの見解絵を示している。

会社に合わないことはわかるが、会社に合うことはわからない

「今の会社のカルチャーに合っていると思うか?」という質問とmitsucari適性検査の社風とのマッチングスコア(1が最も合っておらず、100が最も合っている)を比較したところ、マッチングスコアが低くなるほど「会社と合っていると思わない」回答が増加する傾向となった。

反対に、マッチングスコアが高くなるほど「会社に合っていると思う」ではなく、「どちらでもない」の比率が増加し、「会社に合っているのか合っていないのかわからない」回答が増加する傾向だった。

会社に合っている従業員ほど、自分と会社の相性に自信が持てていない現状が明らかになったとしている。

会社に合っている人ほど、自分の評価が分からない

「今の会社で高く評価されていると思うか?」という質問とmitsucari適性検査の社風とのマッチングスコアを比較したところ、マッチングスコアが高くなるほど「どちらでもない」の回答が増加する傾向にあった。

同社は、会社からの評価は、面談や待遇などからも自己認識がしやすい内容ではあるが、長く活躍してくれる可能性のある人材であればあるほど「会社からの評価に不満を抱える」ことで、離職を引き起こす可能性が高くなっている現状があるとしている。

img:PR TIMES

調査元:ミライセルフ

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