ビズリーチは、2019年1月29日、人材活用プラットフォーム「HRMOS(ハーモス)」シリーズの新サービスとして、SaaS型の従業員データベース「HRMOS Core(ハーモス コア)」をリリースしたと発表した。
同サービスの特徴としては以下の通りとなる。
- 社内に点在する従業員と組織の情報を「可視化」
同社によると、従業員に関連するデータはさまざまなシステムに点在していることが多く、データ収集や更新に、煩雑な作業が発生していたという。
同サービスでは、他のシステム(労務・給与・勤怠等)との自動連携(API連携)や、従業員自らが直接情報を更新することが可能となり、重複する従業員データの入力作業をなくすとともに、データ収集の更なる簡略化を実現したのだという。
また、配属・評価履歴、組織図の変遷を過去に遡って閲覧可能となっている。レポート機能により、入社者の属性・離職率・平均勤続年数などの必要な情報をすぐに出力でき、過去から現在に至るまでの組織の状態を可視化できるとのことだ。 - 繰り返しの人事業務を「自動化」
同社によると、人事部は入社者に業務ツールのアカウント権限を発行したり、組織図の変更・人事発令を発信したりと、繰り返しの業務が多くあるという。また、それらは手作業で行われていることが多く、人事部のオペレーション業務は約8割を占めるといわれているそうだ。
同サービスは、繰り返しの人事業務プロセスを「自動化」する機能を搭載。人事部を繰り返しの業務から解放し、生産性を向上させるという。
同社は、2019年4月1日からの「働き方改革関連法」施行にあたり、生産性の高い働き方が求められるデータに基づいた、企業の「人材活用」を支援するという。
今後、生産性の高い働き方への変革が求められるなかで、企業は従業員の潜在的な能力を開発し、活躍を支援するための「人材活用」に取り組む必要があると述べる。
また同サービスにより、従来社内に点在していた従業員や組織に関するデータを一元管理し、可視化することで、企業の「人材活用」を支援するという。
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