エリアの消費嗜好を数値で把握。食品・日用品のID-POSデータを活用した「DataCOLORS」

True Data(トゥルーデータ)は、2019年2月1日(金)、生活者の消費嗜好を指数化するサービス「DataCOLORS(データカラーズ)」の提供を開始する。

本サービスでは、同社が保有する全国のドラッグストアとスーパーマーケット合計約6,000店舗、5,000万人規模の購買データ(ID-POSデータ)をもとに、食品や日用品の新商品を購入する人が多い「アーリーアダプター指数」、お買い得商品を好む「価格センシティブ指数」など、エリアごとの消費嗜好をあらわす指数データを提供する。

DataCOLORSでは、生活者が日常的に利用する実店舗の購買データで算出した消費嗜好を、最も細かいエリアでは町丁目レベルで把握できることが特徴となっている。

さらに、性別・年代のフィルターを加えることで、自社が重視すべきエリアを絞ることができ、商品やサービスによりマッチした顧客群へアプローチすることが可能だ。

一例として、お買い得商品を買う人が多い県や、ポイントアップ期間に多くの買い物をする傾向にある県が把握できる。

消費嗜好の指数について

DataCOLORSでは、アーリーアダプター指数などの7つの指数から提供を開始する。エリア分けは都道府県、市町村、町丁目まで分析可能で、性別・年代のフィルターを追加できる。

企業がマーケティングを実施する場合、「どの地域にどんな人たちが住んでいるのか」という情報が必要になるが、自社が保有するデータだけでは、生活者にマッチした営業活動が難しい。

そのため、メーカー、小売業のみならず、金融業、サービス業においても外部のマーケティングデータを自社保有データにかけ合わせる動きが加速している。

提供する消費嗜好の指数は、今後、決済データやウェルネスデータなど外部データと連携することで、ラインアップを増やしていくとのことだ。

img:PR TIMES

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