観光地での住込み求人サイト「はたらくどっとこむ」を運営するアプリは、ワーキングホリデービザを使用してリゾートバイト先へ派遣された外国人数の集計を年度別に行っており、今回2016年から2018年にかけての集計結果を発表した。
2016年の訪日外国人が2,869万人に到達したことで、政府が当初掲げていた2020年までの年間訪日外国人の目標値2,000万人を新たに上方修正し、年間4,000万人に設定した。昨年2018年は3,000万人を突破、観光先進国の実現へ向けた国を挙げての対応が加速している。
訪日外国人の増加を反映し、はたらくどっとこむのリゾートバイト事業でも外国人派遣就労者数が年々増加している。同社の調べによると、2016年には年間の外国人リゾート派遣数が168人であったのに対し、2017年は1.8倍の312人、2018年は371人と、二年間で2.2倍にも伸びていることが判明した。
この要因として、就労希望者が増えたことはもちろんのこと、これまで外国人登用を行ってこなかったホテル・旅館が、訪日外国人の増加にともない外国人採用をスタートさせたことが大きいと考えられる。
政府が年間訪日外国人目標を4,000万人とする2020年に、同社では外国人リゾート派遣数目標を2016年の3倍にあたる500人にするということだ。
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