スイス本社でスマートフォン開発を手がけるSIRIN LABS(シリンラボ)は、2019年1月29日より、世界初のブロックチェーンスマートフォン「FINNEY™」(フィニー)の日本における正式展開を行い、1月30日〜31日開催の「ジャパンブロックチェーンカンファレンス2019」にて、日本における直接販売を開始することを発表した。
「FINNEY™」の特長
「FINNEY™」は、マルウェアやハッキングによる暗号通貨の不正送金を防ぐ高レベルセキュリティを実装したスタンドアロンスクリーンである「セーフスクリーン」を標準装備している、独自デザインのスマートフォン。
Androidベース(Google公認)で独自開発された「SIRIN OS™」採用により下記の機能を搭載しているという。
- コールドストレージウォレット
- マルチレイヤーの総合サイバーセキュリティスイート
- トークンコンバージョンサービス(TCS)
- マルチブロックチェーンDAppストア
下記はデザイン面における特長。
- シリンラボのビジョンと美を体現する洗練されたデザイン
- 3D Gorilla Glassをデバイスの両面に採用
- マット加工の裏面3Dガラスカバー
- 高級感のある独自フォルムの光沢メタルフレーム
- スリムベゼルノッチディスプレイ
- カメラ・センサー保護メタルシールド
- 内蔵コールドストレージウォレット用「セーフスクリーン」
- コールドストレージウォレット起動と連動した独自のスライド機構
- 暗号通貨の専門家から初心者まで、幅広いニーズにマッチするようにデザインされた上質なユーザー体験
ユーザーは「セーフスクリーン」をスライドし、内蔵されているストレージウォレットを起動できるという。
また、これまで暗号通貨取引所などを経由する必要のある煩雑な手続きをなくし、マルチレイヤーの「SIRIN OS™」セキュリティースイートとトークンコンバージョンサービスによって「SIRIN LABS DAppストア」での分散型アプリの購入や課金、その他幅広い用途での決済や送受金を安全かつシームレスに行うことを可能にしたとのことだ。
シリンラボ Co-CEO, Zvika Landau氏は、デバイスとソフトウェアをゼロからデザインすることで、暗号通貨のトランザクション、安全性において最高のユーザー体験を実現できると確信している、とコメントしている。
img:PR TIMES