ワークライフバランスの満足度がもっとも高い雇用形態は「契約社員」、最下位は「フリーランス」

エン・ジャパンは、同社が運営する『エン派遣』上で、サイト利用者を対象に「ワークライフバランス」について1,112名を対象にアンケート調査を行ない、2019年1月22日にその結果を発表した。

それによると、ワークライフバランスの満足度は27%で、昨年に比べ9ポイント上昇した。そして、もっとも満足度が高い雇用形態は「契約社員」、最下位は「フリーランス」だったという。

ワークライフバランスの満足度は27%で最高は契約社員

まず、「現在(未就業中の方は直前)のワークライフバランスはいかがですか?」と聞いたところ、27%が「良い」と回答した。昨年の同調査に比べ、9ポイント上昇している。

雇用形態別で見ると、「良い」という回答がもっとも多かったのは、「契約社員」の35%だった。次いで「派遣社員」の29%、「アルバイト」の27%が続いた。そして、最下位だったのは「フリーランス」19%だった。

続いて、「現在の平均勤務時間や平均勤務日数についてどう感じていますか?」と聞いた。「ちょうどいい」の比率を雇用形態別に見ると、高い順に「アルバイト」が57%、「派遣社員」が55%、「契約社員」が50%、「フリーランス」が48%、「正社員」が40%が並んだ。「長い」は「正社員」の55%、「短い」は「フリーランス」の25%がそれぞれもっとも多い結果になった。

平均勤務時間は「正社員」が8時間以上で最多

現在の平均勤務時間を聞いたところ、「正社員」は「8時間以上」が65%(8時間~9時間未満:39%、9時間以上:26%)と、他の雇用形態よりも勤務時間が長い結果となった。一方、「アルバイト」は「8時間未満」が85%(4時間未満:10%、4時間~6時間未満:42%、6時間~7時間未満:18%、7時間~8時間未満:15%)と、他の雇用形態よりも勤務時間が短いことがわかったという。

そして、「次のお仕事を検討する際、ワークライフバランスを考慮しますか?」と聞いたところ、91%が「考慮する」と回答した。理由を聞くと、「資格取得のための時間を確保したいから」(25歳女性)、「心身に余裕がないと、家族にも影響をきたしてしまうから」(33歳女性)という声が挙がったという。

<参照元>
「ワークライフバランス」満足度調査 昨年に比べ、満足度が9ポイント上昇。 満足度がもっとも高い雇用形態、 第1位は「契約社員」、最下位は「フリーランス」。

エン・ジャパン

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