ヤフー、人感センサーで居酒屋の「空席」情報がリアルタイムで分かる実証実験スタート

TAG:

ヤフーは、センサーを活用して、飲食店の空席情報をリアルタイムに「Yahoo!ダイニング」へ掲出するIoT実証実験を開始すると発表した。

同実証実験では、「Yahoo!ダイニング」内に特設ページを開設し、6店舗それぞれの店舗情報に加え、リアルタイムな空席情報を「空席あり」「残りわずか」「混雑中(お問い合わせください)」などのいずれかにて掲出。

ユーザーは、エリア内の複数店舗の空席情報を一覧で確認できるため、「特定エリアで今すぐ入れる居酒屋を探したい」といった課題の解決が見込まれるという。

店舗側は、空席判定用にテーブルへ人感センサーを設置。座席状況などの手動によるデータ入力を省き自動で空席情報を掲出できるため、手間をかけずに集客機会の創出が期待できるとしている。

同実証実験を通じ、店舗への来客数がどれだけ増加するかを検証。その結果を踏まえ、「Yahoo!ダイニング」への機能実装や、居酒屋以外のあらゆる飲食店(レストラン、カフェなど)への対象拡大を検討する方針だ。

同社は今後、IoT・AIなどの最新テクノロジーを駆使し、オンライン上のサービスから飲食店などオフラインへ誘導するO2Oの取り組みを強化していくことで、各種サービスの利便性向上の追求を目指すとしている。

新宿西口エリアの大手居酒屋チェーン6店舗限定で、1月24日(木)~2月26日(火)の約1ヶ月間実施するものとしている。

<対象店舗>

img:Yahoo

モバイルバージョンを終了