「外貨」を「国内外の電子マネー」に交換、シェア型レストランでのキャッシュレス化促進

ポケットチェンジは2019年1月17日、同日にグランドオープンしたシェフのためのコワーキングスペース(レストラン)「re:Dine GINZA」(リダイン 銀座)に、外貨を国内外の電子マネーに交換可能なポケットチェンジ端末を設置したと発表した。

店内のポケットチェンジ端末では、外貨や日本円から、同社の提供するオリジナル電子マネー発行プラットフォーム「ポケペイ(ポケットチェンジPAY)」を採用して発行された独自通貨「favyPay」にもチャージ可能である。

「favyPay」を使って、店内で快適・便利にスマホ決済が可能となるという。

「favyPay」はじめ完全なキャッシュレス化に挑戦



「re:Dine GINZA」とは、飲食マーケティング総合企業のfavyが運営する、日本初となるシェフのためのコワーキングスペースだ。

独立や起業を目指す次世代のシェフの挑戦を応援するべく、120の客席とホールスタッフ、5つのキッチンを備えたシェア型レストランである。

支払いは、favyの独自通貨(オリジナル電子マネー)である 「favyPay」をはじめ、完全なキャッシュレス化に挑戦する。

favyPayは、「re:Dine GINZA」のほか、「coffee mafia」全店など、favyの直営店舗で利用できるfavyの独自通貨(オリジナル電子マネー)である(今後、favyPayが使える店は、順次拡大予定)。

「favyPay」の登録方法は以下のとおり。

  1. favyアプリをダウンロード&インストール
  2. 下部メニューから「ペイ」タブを選択
  3. 新規登録画面にて、電話番号もしくはEmailアドレスを入力して登録
  4. SMSまたはメールにて受信した認証コードをアプリ画面に入力
  5. 「アクセスを許可する」ボタンを押下
  6. 残高が画面に表示されれば完了

「favyPay」の使い方は、

  1. favyPayアプリにログインし、下部メニューから「ペイ」タブを選択
  2. 支払い時『favyPay』で支払いの旨、スタッフに伝達
  3. アプリ内カメラを起動
  4. スタッフが提示したQRコードをスキャンする
  5. スマホ画面で、支払い額を入力し、画面をスタッフに提示
  6. スタッフの金額確認後、「支払う」をタップ

スマホ決済が導入できるプラットフォーム「ポケペイ」

ポケペイ(ポケットチェンジPAY)」とは小売店・飲食店や各種施設、地方自治体などの事業者が、初期のシステム導入コストや決済手数料無料で、自社オリジナルの電子マネー(ハウスマネー・地域通貨など)を発行し、スマホ決済が導入できるプラットフォームである。

外貨や日本円1円単位からチャージ可能な現金チャージ機、釣りを直接マネーチャージ可能なシステム、ポイント付与やクーポン配信などの各種販促機能が付帯するなど、さまざまな活用方法がある。

キャッシュレス化の実現と顧客エンゲージメントを容易に強化することができるという。

「ポケペイ(ポケットチェンジPAY)」の特徴は以下のとおり。

  1. 初期システム構築費用が無料
  2. 通常は、多大な費用がかかっていた自社独自の決済システム構築費用が無料。中小規模事業者はもちろん、少数店舗からのテスト導入を検討したい大規模チェーン店などでの試験導入や、イベントや催事などの限定的なシーンでの活用も容易である。

  3. 決済手数料も無料。決済データを自社保有・マーケティング活用可能
  4. 自社の独自決済手段のため、これまで外部に流出していた決済手数料も無料。ユーザーの決済データも自社にて保有。顧客囲い込みやリピート促進など、各種マーケティング利用が可能。販促にフォーカスできる。

  5. 自社アプリへの組込が可能(同社提供アプリの利用も可)
  6. 無料で提供されるSDKを、自社アプリに組込むだけで、自社アプリにお財布機能が付加できる。ユーザーへのインストール動機付けが難しいスマホアプリも、お得に便利に決済できる機能が付加されることで、その価値が向上する。

  7. 導入容易なQRコード決済とスマホタッチでの支払も可能
  8. 「店頭掲示のQRコードを読み取って、利用者が金額を入力する」方式だけでなく、「インターネット接続も不要の名刺サイズの小型専用デバイスに利用者がスマホタッチする」方式にも対応。テーブル会計時や屋外利用にも活用可能であるため、デバイスを手にした人が、すぐにレジになれる。

  9. 豊富なチャージ手段
  10. 日本円・外貨の紙幣だけでなく、日本円小銭や1セントの外貨コインからもチャージ可能なチャージ機や、お釣りを直接電子マネーで受け取れる連携レジ、そして、アプリ内でクレジットカードや銀行振込からなど、さまざまな方法によるチャージが可能である。

img:PR TIMES

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