日本初、富士通の新サービス「Konomy」で訪日観光客のニーズに合わせた日本体験を提供

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EXest(エグゼスト)は、訪日観光客と通訳案内士、教育されたガイドとのマッチングプラットフォーム「WOW U(ワオ ユー)」の新機能として、ユーザーがいくつかの質問に回答するだけで自分の嗜好を分析できるAIを活用し、訪日観光客のニーズにあわせた独自の日本体験を提案するサービス「Konomy AI travel consultant(以下「Konomy」)」を開始する。

Konomyについて

Konomyは、富士通研究所が開発したAI技術を活用し、旅行者本人に適したツアーなどの体験プランを提案するサービスだ。

目的や場所が明確な訪日観光客がいる一方、日本への旅行に興味はあるが深く調べることができない外国人観光客、あるいは日本に行くことは決まっているけれど、目的や行き先が定まっていない外国人観光客も多く存在する。

本サービスでは、このような訪日旅行客に対し、AIが本人に合った旅行プランを複数紹介する。プランには、主要都市の観光スポットだけでなく、外国人に知られていない地方の穴場スポットも含まれており、Konomyにより日本全国さまざまな観光地への誘致もできるようになる。

Konomyの利用方法

ユーザーは、「WOW U」または「WOW U-media」のWebサイトから、Konomyで年齢層や旅に関する希望など7つの簡単な質問に答えるだけで、自身の要望が反映された旅行先やプランを発見できる。

WOW Uでは、外国人旅行客に対し、通訳案内士によるガイドを受けながら、日本全国さまざまな体験を楽しめるプランを紹介する。彼らの漠然としたイメージを可視化し、地方ガイドが持つオリジナルの体験を提案することで、地方の歴史や文化の魅力の認知を広げていく。

そして、日本全国に幅広く旅行者を誘致することで、知名度の高い都市部に多くの観光客が押し寄せる状況を変えていくとしている。

訪日観光客は3,000万人を超え、政府は2020年までに訪日客数を4,000万人まで増やすことを掲げている。観光や食などのニーズが多様化し、より多くの訪日観光客を迎え入れるためのサービスの整備が急務とされている。

今後EXestは、AIリコメンドサービスで獲得した知見、データを活用し、富士通および富士通研究所とともに、単純なアクティビティプランのリコメンドだけではなく、プラン内容の充実、満足度の高いサービスを提供できるAIサービスの構築を検討している。

検索だけではたどり着きにくく、潜在的なニーズや知名度に依存しない多様できめ細やかな観光を提供していくとしている。

img:PR TIMES

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