エンジョイワークスは、空き家・遊休不動産再生事業の一環として空き家再生のプロフェッショナルを育成する「空き家再生プロデューサー育成プログラム」を開始したと発表した。

また、同日より空き家再生にかかる資金を、複数の投資家からの小口の投資を受けて調達できる「小規模不動産特定共同事業者」の登録サポート業務をあわせて開始したという。

現在、専用Webサイトを公開し、受講者募集を開始している。募集定員は各期3名、同社事務所及び運営施設等で開催されるとのことだ。

同社は、全国の地方を中心に空き家は1,000万戸を超え、「全国版空き家バンク」ができるなど、空き家問題の解決は国をあげての急務となっているとの見解を示している。

しかし一方で、空き家を再生し利活用するためには不動産の知識だけでなく空き家の改修にかかる建築計画、資金調達、事業を存続させるための的確な事業計画、コミュニティづくり、場の運営などの幅広い知識と経験が不可欠であるとも述べる。

このような現状から、同社は同プロジェクトを開始。空き家再生及びまちづくりの実績やノウハウを社外に共有することで、空き家再生のプロフェッショナル人材の輩出を目指すという。

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