司法書士への依頼不要、オンラインで”法人登記”必要書類を自動生成「AI－CON登記」リリース

2019.1.16

GVA TECHは、法律知識がなくても自由に事業を行える未来の実現に向け、必要書類をオンライン上にアップロードし、最低限の入力を行うだけで法人登記への必要書類が自動作成できる法人登記支援サービス「AI-CON（アイコン）登記」をリリースした。

本サービスにより、オンライン上で自動作成した書類に押印し、法務局に送付するだけで登記手続ができるようになる。

AI-CON登記の特徴

AI-CON登記では、オンライン上に登記情報・株主名簿をアップロードすると情報が自動的に入力される。あとは案内に沿って移転先や不足情報を入力するだけで、法人登記への必要書類を簡単に作成できる。自動作成した書類は無料でダウンロードが可能。

登記に通るための必要な手続はもちろん、株主総会、取締役会の実施、議事録の作成など、会社法の観点からも適切な手続を含めたスケジュールを自動作成して案内する。スケジュールに沿って手続を行うだけで会社法対策も行える。

案内に従って作成した書類に押印などを行い、法務局へ郵送するだけで、登記申請が可能。通常数日を要する書類作成がAI-CON登記を利用することで最短数十分から数時間で実現できる。

AI-CON登記で作成された登記書類について、法務局からの訂正指摘や、登記が受理されなかった場合には、利用料金を全額返金するとしている（返金条件の詳細はサービスサイトを確認）。

AI-CON登記上で作成した書類を、法務局への郵送用封筒とともに届ける。届いた書類には押印箇所が付箋で明示されている。押印などの簡単な作業と郵便局での印紙購入、そして送付のみで手続が完了する。

業務提携先である司法書士法人ライズアクロスに、メールまたは電話、chatworkを使った相談が可能。

会社の設立、商号や本店住所の変更、役員の変更など、ビジネスを行ううえで登記の機会は数多く存在し、これら各種の登記手続は事由が発生してから２週間以内に行わなければならない。

申請期限を過ぎた場合は、裁判所より過料の制裁に処せられる可能性があるため、正確かつ速やかに手続する必要があるが、登記書類の作成や申請は複雑かつ煩雑であり、ビジネスのスピードを損なう原因となっていた。

さらに、司法書士に依頼すると数万円程度の費用が生じるためコスト面でも負担となる。

AI-CON（アイコン）登記は、こうしたスタートアップ企業の成長過程において煩雑な作業を伴う登記手続を解消する。GVA TECHでは今後も対象となる登記手続を順次拡大していくという。