LINEは2019年1月16日、同社が提供するスマートフォン時代のリサーチプラットフォーム「LINEリサーチ」の新メニューとして、「インタビュー・会場調査」の提供を開始したと発表した。
「インタビュー・会場調査」では、「LINEリサーチ」に登録しているモニターに対して、グループインタビュー、インタビュアーとモニターが1対1で行う面談方式のインタビューであるデプスインタビュー、会場調査などの定性調査を行うことができるという。
調査内容の設計から調査当日の運営までパッケージで提供
LINEリサーチは、同社が保有する445万人のアクティブな調査パネルを基盤とした、スマートフォン専用のリサーチプラットフォームである。
このため、若年層からシニア層までの幅広いモニターの中から調査対象者を探すことができ、出現率が低い珍しい属性への調査も可能だという。
また、他社のアンケートモニターへの登録をしていないモニターが7割を占めるため、定性調査に初めて参加するモニターが多く、これまで集めることができなかったフレッシュなモニターのリアルな声を聞くことができる。
さらに、タレント・読者モデルのようなインフルエンサーに限らず、学生や主婦など、より一般的で実態に即した声も聞くことができるのが特徴だ。
実施にあたっては調査内容の設計からフロー作成、モニターのリクルーティング、調査当日の運営までをパッケージとして、同社が主体となって提供する。
また、年間で約600グループへのグループインタビュー、約500サンプルのデプスインタビューを行うなど、定性調査において豊富な実績を持つプラグをパートナー会社とし、共同で運営を行うことで、定性調査を初めて実施する場合にも安心して利用できるとのことだ。
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