ALL CONNECTは20代〜50代の男女500名を対象として、「ネットショッピングに関する意識調査」を行い、その結果を発表した。

それによると、月々の通販での購入額は平均18,840円で過去最高水準になった。

4割以上の家庭でネットショッピングの購入額が家計の2割を占める

まず、昨年と比較してネットショッピングでの購入額が増えているかという質問に対し、62%が増えていると回答した。

月々の通販での購入額の平均は18,840円、男性が20,040円、女性は17,640円で約3,000円男性の方が高い結果になった。

同社では、総務省が2018年12月7日に発表した「家計消費状況調査」においても、ネットショッピングの支出額の平均が昨対比25.1%アップの12,962円となっているという。(「家計消費状況調査 平成30年 10月分 )。

さらに、約半数が過去一年間で店舗購入から“インターネット購入”に移行した商品やサービスがあると回答したという。書籍が10.8%でもっとも多く、店舗で購入すると特に重量のある荷物になりがちな飲料や食料が続いたとしている。

また、このように日用品を始めとしたとするネット購入化が急速に進むなかで、既に4割以上の家庭でネットショッピングでの購入額が家計の2割を占めていることがわかったという。

店舗購入商品・サービスは所要時間が長くなる傾向に

また、スマホや旅行、保険などの店舗購入型店舗での我慢出来る待ち時間について約75%の人々が30分までと回答した。しかし一方で、スマホ購入時の入店から退店までの平均の所要時間は45分間という結果になっており、店舗購入商品・サービスは所要時間が長くなる傾向にあるという。

そこで、「すべてインターネット上で取引が可能となることで店舗での待ち時間がなくなり、チャットや電話でのサポートが完備されたサービス」があれば、便利だと思うかという質問には89%が便利だと思うと回答し、さらにその際には半数以上がネット購入への切り替え意向があるとの結果になった。

また、スマホを通販で購入することに抵抗がないと答えた人は男性が47.6%で女性の2倍以上で男女差が生じたとしている。

7割が比較サイトなどで商品を調べてから商品を購入

そして、ネットショッピングをする際、比較サイトなどで商品を調べてから商品を購入した経験がある人は7割だった。1万円以上の高額商品を買う際には約8割がリサーチや購入時にインターネットを使用していることがわかった。

特に注目してチェックしているポイントは値段(59%)とレビュー(23%)と回答。なかでも、商品写真をチェックする人は女性が72%で男性(52%)よりも高い結果になった。

また、一週間のうち1時間以上をオンライン上で商品探しに費やすと答えた人は全体の約55%で、ECサイトを閲覧する時間帯は19-23時の夜間と回答した人が6割でもっとも多くなったとしている。

<参照元>
「【20~50代の男女500名に聞く 「ネットショッピングに関する意識調査」】約8割が我慢できる待ち時間は30分まで!?待てない現代人“時短ニスト”の増加がネット消費を後押し!」
ALL CONNECT

img: PR TIMES