2019年1月11日にエイチ・アイ・エス(以下H.I.S.)は、2019年ゴールデンウィーク(2019年4月27日~5月5日出発 以下GW)の予約状況から、旅行動向についてまとめたものを発表した。

10連休の影響で前年同期比3倍超えの予約

今年は土日祝日のみで成り立つ10連休になるため、例年より予約のタイミングが早く、現時点で予約者数は前年比3倍超えで推移しているとのことだ。旅行先においては、いずれの地区も前年比2倍以上で推移しており、オセアニアは前年比6倍、北米は5倍、ヨーロッパは4倍と牽引しており、長期の休みであることが影響しているとしている。

人気出発日は4月が上位を占めており、出国のピークは4月27日・28日、帰国のピークは5月4日・5日と予想され、平均単価は前年比で2割増と、連休における旅行消費は高いと想定される見込みだ。

人気急上昇は長距離路線の都市が占める

予約伸び率においては、オーストラリア、アメリカ、ヨーロッパといった長距離路線の渡航先が高い伸びをみせた。

同社は、例年より数か月早く商品の発表を行ったことで、早期の予約につながったとの見解を示している。また、前年よりも1日長い日程を組む予約が多く、6~8日間と連休を活用される傾向がみられるとのことだ。

img:H.I.S