Liberappは、スマホHTML5ゲーム業界の主要な「プラットフォーム」、「ゲームエンジン」、「パブリッシャー」、「デベロッパー」を分類および整理した『HTML5 スマホゲーム業界カオスマップ(2019β)』を公開した。

なお、同カオスマップは同社が独自に作成したものとして、現在β版として公開されており、網羅性や正確性を完全に担保するものではないとしている。

また、今回のカオスマップ公開により得たフィードバックを反映し、後日正式版として公開する予定だという。

同カオスマップ PDF版は下記からダウンロード可能だ。
https://note.mu/motoyasu_yamada/n/necbc1f6da5ed

同社は、中国ではすでにHTML5ゲーム市場が巨大化していることから、HTML5に関するさまざまな情報は中国語で発信されるため、日本ではHTML5に関する市場から技術などのさまざまな情報が取得しにくい状況だという。

また、日本のスマホ向けのHTML5市場は、少数のプレイヤーが試行錯誤している黎明期であり、日本語でのHTML5に関する技術情報はほとんどないとした。

しかしながら、日本でもスマホ向けHTML5に対応したUnityのTinyModeが発表されるなど、さらにHTML5市場が成長する可能性があると述べる。

同社は、今回のカオスマップを作成し発表することで、日本のHTML5ゲーム市場を盛り上げるとともに、業界のレベルアップを図る方針だ。

img:PR TIMES