個人向け社債の代替が可能に。 国内初の貸付ファンドオンラインマーケット「Funds(ファンズ)」

クラウドポートは、2019年1月8日より、“貸付投資”を通じて事業資金を借りたい企業と個人をつなぐ国内初の貸付ファンドオンラインマーケット「Funds(ファンズ)」の口座開設の受付を開始した。

「Funds(ファンズ)」とは、同社の定める選定基準をクリアした上場企業などが、自社グループの事業に必要な資金を調達する目的で貸付ファンドを組成し、それに対し個人が少額(1円~)から出資し分配金を得ることができるサービスである。

個人が出資した資金は、ファンド組成企業を通じて、当該ファンド組成企業の関係会社に貸し付けられる。

投資家が負う主なリスクは以下の2点で、その商品性やリスクは個人向け社債にも類似したものだという。

  1. ファンド組成企業の信用力
  2. 借り手である関係会社から返済が正常に行われるか

また、ファンドの利回りは年率1.5~6%(予定/税引前)と、高リスク過ぎず、低利回り過ぎない「ミドルリスク・ミドルリターン」のものが中心。みやすく洗練されたデザインでネットショッピングをしているかのような感覚で多様な貸付ファンドへ投資を行うことが可能だ。

「Funds(ファンズ)」の特徴

ファンド運営企業の選定基準

上記に加え、財務状況、資金調達力など総合的な観点から審査。2019年1月23日の募集開始時には、アイフル(東証一部上場)、デュアルタップ(東証二部上場)といった上場企業や、LENDYなど注目のFinTechスタートアップが参加し、貸付ファンドの組成を行うとしている。

同社は、フィル・カンパニー(東証マザーズ上場)に対し同社の投資型クラウドファンディング参入に向けた助言を行っており、今後、協業も視野に入れた協議を進めていくという。

img:PR TIMES

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