「デジタルデトックスに関する調査」7割以上が“デジタルデトックス”を認知していない結果に

クロス・マーケティングは、全国47都道府県に在住する15~59歳の男女を対象とした「デジタルデトックスに関する調査」を実施した。

デジタルデトックスジャパンによると、デジタルデトックスとは「一定期間スマートフォンやパソコンなどのデジタルデバイスとの距離を置くことでストレスを軽減し、現実世界でのコミュニケーションや、自然とのつながりにフォーカスする取り組み」としている。

10代の約6割がスマホ依存症を自覚

自分はスマホ依存症だと思うかどうかを聴いてみたところ、全体で「そう思う」(「とてもそう思う」+「まあまあそう思う」の合計)が45%となり、半数弱の人が自分をスマホ依存症と思っていることがわかった。

性年代別でみてみると、男女ともに10代は「そう思う」の割合が他の年代と比べて最も高く、年代が上がるごとに減少。

若年層であるほど自分がスマホ依存症だと思う傾向があることが判明。

7割以上がデジタルデトックスについては認知していない

「デジタルデトックス」についてどの程度認知しているかでは、74%の人が「知らない、聞いたこともない」と回答しており、認知率はまだ低いことがわかる。

デジタルデトックスを実践したかどうかについては、実践経験者は20%程度と少ない結果となり、年代別では10代の実践率が高く、性別では男性に比べて女性の実践率が高い傾向がみられた。

デジタルデトックス実践者の多くは今後も継続したいとの意向

デジタルデトックス実践者に、今後も実践していきたいかを尋ねたところ、全体では64%の人に継続意向がみられ、特に、自身をスマホ依存症だと思っている人は今後もデジタルデトックスを行いたいと思う割合が高い傾向にありことが分かった。

「デジタルデトックスを今後も行いたいと思う理由」

「デジタルデトックスを今後も行いたいと思わない理由」

などがそれぞれの理由として挙げられた。

スマホ依存症自覚者はデジタルデトックスへの興味も高め

デジタルデトックスを実践したことがない人に、実践してみたいかを聴いてみたところ、やってみたいと思う人は全体の27%となった。

一方、自身がスマホ依存症と思う人の実践意向は39%と全体より12pt上がっており、スマホ依存症の自覚がある人はデジタルデトックスへの興味度合いの高さがみられた。

「デジタルデトックスを実践してみたいと思う理由」

「デジタルデトックスを実践してみたいと思わない理由」

などの理由がみられた。

img:Cross Marketing

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