“在留外国人”が“訪日外国人”にPR。インフルエンサーマーケティング「Grippp」

TOKYOJPは外国人総合メディアを運営するYOLO JAPANとの合弁で、グローバルインフルエンサーマーケティングサービス「Grippp」に関する事業を行う、Gripppを設立した。

同サービスは以下の2つのサービスで構成される。

  1. 「Grippp」サービス
  2. ターゲット国において、数万~数100万規模のフォロワーを持ち、メディアパワーのあるインフルエンサーを登用するサービス。登録、提携しているインフルエンサーネットワークはアジア圏を中心に、総フォロワー数は1億人を超えるという。同サービスでは、商品やサービスのPR初期段階に一気に広く拡散、認知を獲得することが可能だという。

  3. 「Grippp@JP」サービス
  4. 219の国と地域出身、57,000人以上の在留外国人インフルエンサーを登用するサービス(登録者数は2018年12月19日現在)。本インフルエンサーは日本の魅力を熟知しており、分野別に関心もエンゲージメントも高いフォロワーを持つという。同サービスでは、フォロワーの商品やサービスへの理解を深め、行動や購買の後押しとなる情報を発信が可能だという。

さらに同サービスは、インフルエンサーに在留外国人を起用しているため、渡航費を抑えることができ、日本国内でのイベントや体験型コンテンツに大量の外国人を動員し、その場でライブ感のある情報発信を提供する。

インバウンド旅行業界は、2020年の訪日外国人旅行者数4,000万人という政府目標の下、大変な盛り上がりをみせるなか、同社は、その一方で在留外国人数は、2018年6月時点で263万人と、日本総人口の約2%にのぼるとの見解を示している。

さらには、改正入管法の可決により在留外国人が一層増加することが見込まれ、日本国内マーケットにおいて外国人の重要性が一段と増すと予想。

今後は、両社の協業関係を強化するとともに、在留外国人インフルエンサーを拡充し、サービスを加速させていくという。また、インフルエンサーマーケティングによる認知向上だけでなく、メディア運営や、越境EC・ライブコマース支援まで、幅広くグローバルなサービスを展開する予定だ。 

img:PR TIMES

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